【吉田博】絵画の買取作家・取扱い一覧

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吉田博

吉田博
吉田博(1876~1950)
吉田博は明治・大正・昭和と時代の変遷の中で水彩画、油彩画、木版画に類まれなる才能を発揮していた芸術家であり、アルピニストとしての一面も持っていることでも知られています。
 
吉田博は旧久留米藩士の家に次男として生まれ、12歳の頃に英語専修学校である福岡県立修猷館(現・福岡県立修猷館高等学校)に入学し、図画教師である吉田嘉三郎との出会い才能を見込まれ、後に吉田家の養子となりました。
卒業後は洋画普及の基盤をつくったことで知られている洋画家の田村宗立(たむらそうりゅう)に師事しており、その翌年には近代日本水彩画の第一人者として知られている三宅克己(みやけこっき)との出会いで水彩画を描き始めるようになります。
 
水彩画を描き始めてからおよそ5年後にアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリアなどで展覧会を開催して世界的にも高い評価を受けました。
その後、共に各国を巡った中村八郎などと太平洋画会(現・太平洋美術会)を結成し、近代日本美術に大きな影響を与えたとされている黒田清輝などが結成した白馬会とともに明治時代の画壇を代表する団体へと躍進していきました。
 
吉田博が40代半ばに差し掛かる頃に浮世絵商で版元の渡辺庄三郎(わたなべしょうさぶろう)との出会いをきっかけに版画も手掛けるようになり、アメリカへ渡り好評を得るとその後の作品は版画がメインになっていきます。
作品は富士山がモチーフとなっている作品の数が多い事から、葛飾北斎の影響を受けているとも考えられており、精力的に世界各国を巡り海や山などの風景を作品としています。
作風としては、浮世絵のような印象と色彩表現が独自の風情とモチーフとなっている自然の風景への愛を感じる事が出来るのが特徴です。
また、当時の版画はデッサンや色付に印刷などの工程ごとに専門家が技術を施すのが当たり前でしたが、吉田博は各工程の知識や技術を習得しており、自身の思い描く作風とズレが出ないように最初から最後の細部に至るまで職人とともに仕上げていたそうです。


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吉田博年表


1876年 生まれる
1891年 吉田嘉三郎の養子になる
1893年 京都で田村宗立に師事する
1894年 上京し、不同舎に入門する
1898年 明治美術会10周年記念展に出品する
1899年 渡米し、デトロイト美術館で展覧会を開催する
1900年 ボストン美術館で2人展を開催する
渡英し、パリ万国博覧会で褒状を受賞する
1901年 帰国する
1902年 第1回太平洋画会展に作品25点を出品する
1903年 渡米する
1904年 セントルイス万国博覧会で銅牌を受賞する
1907年 帰国する
東京勧業博覧会で2等賞となる
第1回文展で3等賞となる
1908年 第2回文展で2等賞となる
1909年 第3回文展で2等賞となる
1920年 最初の木版画を出版する
1923年 米国から英国へ渡り、欧州を歴訪する
1928年 版画展を開催する
1930年 インド・東南アジアを巡歴する
1935年 二部会に参加する
1936年 日本山岳画協会を結成する
朝鮮・中国に写生旅行する
1937年 第1回新文展出品作が李王家買い上げとなる
1938年 陸軍省嘱託画家として中国に派遣される
1946年 最後の木版画を作成する
1947年 太平洋画会の会長となる
1950年 73歳で逝去

1876年 生まれる

1891年 吉田嘉三郎の養子になる

1893年 京都で田村宗立に師事する

1894年 上京し、不同舎に入門する

1898年 明治美術会10周年記念展に出品する

1899年 渡米し、デトロイト美術館で展覧会を開催する

1900年 ボストン美術館で2人展を開催する

00000年渡英し、パリ万国博覧会で褒状を受賞する

1901年 帰国する

1902年 第1回太平洋画会展に作品25点を出品する

1903年 渡米する

1904年 セントルイス万国博覧会で銅牌を受賞する

1907年 帰国する

00000年東京勧業博覧会で2等賞となる

00000年第1回文展で3等賞となる

1908年 第2回文展で2等賞となる

1909年 第3回文展で2等賞となる

1920年 最初の木版画を出版する

1923年 米国から英国へ渡り、欧州を歴訪する

1928年 版画展を開催する

1930年 インド・東南アジアを巡歴する

1935年 二部会に参加する

1936年 日本山岳画協会を結成する

00000年朝鮮・中国に写生旅行する

1937年 第1回新文展出品作が李王家買い上げとなる

1938年 陸軍省嘱託画家として中国に派遣される

1946年 最後の木版画を作成する

1947年 太平洋画会の会長となる

1950年 73歳で逝去


吉田博代表作


『雲叡深秋』
『雲』
『高山流水』
『榛名湖』
『雨後の桜』

『雲叡深秋』

『雲』

『高山流水』

『榛名湖』

『雨後の桜』


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