今回いわの美術では、音の深みや輝きを追い求めているヴィンセント・バックのテナーバストロンボーンをケース付でお買取り致しました。
ヴィンセント・バックは、トランペット奏者のヴィンツェント・シュローテンバッハが自分のマウスピースを作った事から始まり、1924年にはトランペットの製作に成功します。
ヴィンセント・バックが製作したトランペットは、美しい音色を出す事から「トランペットにおけるストラディバリウス」と称され、後に作られるストラディバリウスモデルの原型にもなりました。
トランペットが製作されてから4年後の1928年にトロンボーンが作られ、品質の高さと優れた設計により多くの音楽奏者に人気のブランドとなりました。
ベッソン、セルマー、ヤマハ、ムラマツ
ビュッフェ、ホルトン、ハンスホイヤー
マリゴ、ヤナギサワ、ルブランなど
今回お買取りしたヴィンセント・バックの作品は、テナーバストロンボーンというお品物で、トロンボーンの一種です。
トロンボーンよりも管が太めに作られていて、太く柔らかい音色を奏でる事が出来るのでオーケストラやクラシックの演奏にも使われていますが、最近では吹奏楽部でも使用されています。
お買取りしたテナーバストロンボーンは、使用していた物でしたので汚れやサビがありましたが、演奏するには問題なく、またお手入れ道具やマウスピース、ケースも付いていましたので高評価にてお買取り致しました。
いわの美術では、ヴィンセント・バックの作品以外でも、柔らかく深みのある音色が特徴のベッソンや、120年の歴史を誇るセルマーなどの管楽器をお買取りしております。
以前使っていた楽器の売却先をお考えでしたら、買取実績の豊富ないわの美術までお問い合わせ下さい。