今回お買取りの中から紹介させていただくお品は、ガラス工芸家の藤田喬平による手吹ヴェニス徳利です。
藤田喬平はヴェニスで学んだガラス工芸と日本の金箔技術を織り交ぜた幻想的な『飾筥』で世界的に高い評価を得ています。
藤田喬平美術館・館長の髙橋征太郎が初めて出会った藤田喬平の作品が『ガラスの徳利』だったそうで、そのやさしい輝きとやわらかな色合いに魅了され、後に藤田喬平美術館の開館に至りました。
息子の藤田潤もガラス工芸の道へ進み、父親とはまた違った素晴らしい作品を生み出しています。
いわの美術では飾筥や徳利を始め、コップ、花瓶、置物などの藤田喬平の手吹ガラス作品をお買取り強化中です。