今回いわの美術では、コバルトブルーの絵付けが特徴的なロイヤルコペンハーゲン ブルーフルーテッド フルレース カップ&ソーサー4客をお買取り致しました。
ロイヤルコペンハーゲンは、1775年に王室御用達窯となり、現在まで伝統を引き継ぎ作品制作を行っています。創設当時より、絵付けは全て手作業で行っていますが、手描きとは思えない繊細なデザインが人気となり、現在でも多くの方から支持を得ています。
今回お買取りした作品は、ブルーフルーテッドのフルレースですが、他にもブルーフルーテッドプレイン、ブルーフルーテッドハーフレースという種類もございます。
ブルーフルーテッドのフルレースは、ブルーフルーテッドプレインが基礎となり、フルレース、ハーフレースという順番で作られました。
また釉薬を塗る前の生地に絵付けを行うのが、ブルーフルーテッドシリーズの特徴で、この技法をアンダーグレイズ法と呼びます。
釉薬を塗る前の生地は光沢がないので、絵付けをするとすぐに乾いてしまい修正がききませんが、そんな状況でも多くの作品を作り出しているという事は、職人さんの素晴らしい技術があってこそだと言えるでしょう。
今回お買取りした作品は、少し汚れと傷がありましたが、ロイヤルコペンハーゲンの中でも不動の人気を持つブルーフルーテッドのフルレースという事で、その他の洋食器と一緒にお買取り致しました。ロイヤルコペンハーゲンの売却先をお探しでしたら、是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。
ブルーフルーテッド(プレイン、ハーフレース、フルレース)
フローラダニカ、シーガル、プリンセス、イヤープレート
ミッドサマーナイトドリーム、フィギュリンなど