こちらの前端春斎作の香合は箱書きのある共箱があり、
香合本体の裏にも確かな刻みがあり、状態も良いため高額買取とさせて頂きました。
菊の花と桐の文様が入り、たいへん華やかな蒔き絵に仕上がっております。
重陽の節句のお席にぴったりの香合です。詳しい作家情報は【前端春斎】よりご覧になれます。
古代の中国で菊は邪気を払い長寿を叶える力があるといわれてきました。
日本では平安時代に入ってから中国、陰陽思想の影響を受けた結果、菊の花を浸した「菊酒」を飲み交わし、茱萸(ごしゅゆ=ぐみの実のこと)を掛けて悪気を祓う「菊花の宴」が催されるようになりました。また、菊に関する歌合せや、「菊合わせ」という現代で言う菊のコンクールが盛んに行われるようになりました。
現在も9日に行われると定まってはいませんが、菊のコンクールや鑑賞を行う風俗は残っています。
【前端春斎】の道具を取り合わせたいという需要も、釜開きの月が近づくにつれ高まる可能性があります。
前端春斎の作品買取りについて
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