柱時計
「大きなのっぽの古時計~おじいさんの時計~」という童話でも有名ですが、古い洋館などで数多く見かける写真のような時計、これを柱時計または掛け時計とも呼びました。
柱時計には機械式と振り子式の2種類があり、どちらもゼンマイを使って動かします。
今回はそんな時計の歴史について少し触れてみたいと思います。
時計の歴史
人々が時間を刻み始めたのは何千年も前の事で、日本に時刻という言葉が出来る前はエジプトで日時計という物が始まりこれで時間を測っていたといいます。
日時計は身近な物で出来るので、小学校などでも何個も作り時間の勉強で習った事を覚えています。
日時計が作られた後は、水時計、砂時計、火時計などが作られ人々の生活の時を刻みました。
その後エジプトで作られた時計が中国へ渡り、長い年月を経て日本へと伝わりました。
中国から伝わった水時計を最初に作ったのは中大兄皇子、後の天智天皇が製作し、それを見ながら人々に鐘や太鼓で時を知らせたと言われています。
この時に作られた水時計が日本で初めて作られた時計となりました。
江戸時代では時計師により、櫓時計、尺時計、枕時計などの和時計が作られますが、その後海外の文化などが入ってきた事により和時計はなくなってしまいました。
和時計が無くなった後、時代の流れとともにゼンマイ式の時計が輸入され、これを機に日本に多くの時計メーカーが作られたと言われています。
柱時計 買取
いわの美術では、使わなくなった柱時計などの買取を行っています。
時計メーカーでは上位に君臨する有名なセイコー社から、アンティークな時計まで幅広く査定致します。
しかし、中にはお買い取りが厳しい場合などもございます。
柱時計でも、小さい物から画像のように高さ2mもある特大の物まで数多くの種類がございます。
小さい柱時計ですとお買い取りは可能なのですが、あまり大きいお品物になりますと送料などで高くなってしまうため、お断りする場合なども御座います。
ご売却を考えている柱時計など御座いましたら、一度いわの美術にご相談下さい。