ベークライト【2015年買取・新着情報】

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新着情報

ベークライト

2015.12.21

ベークライト

ベークライトとは”Early Plastic”「初期のプラスチック」と呼ばれ、化学名をフェノール樹脂またはフェノールホルムアルデヒド樹脂といいます。フェノールとホルムアルデヒドを原料とした熱硬化性樹脂の一つで、世界で初めて植物ではない原料から人工的に合成されたプラスチックです。



 ベークライト 発明

 ベークライト(英語表記:Bakelite)は、ベルギー産まれのアメリカ人「プラスチックの父」と呼ばれた科学者レオ・ヘンドリック・ベークランドによって1907年に発明され、ベークランドにより世界で初めて工業化に成功したというプラスチックの一種です。






化学物質のフェノールとホルマリンの反応によってできる樹脂をフェノール樹脂といい、フェノール樹脂がコールタールから分離した石炭酸(フェノール)とホルマリンによって作り出されるという最も古い発見は1872年にさかのぼります。

ベークランドはベークライトの生産を目的に1910年に「ベークライト社」と命名した会社を設立し、フェノール樹脂に「ベークライト」という名前を与えたのでした。当時のプラスチックのイノベーションの火付け役だったベークランドは一躍富豪となり生を全うします。多くの遺産を遺し一族は栄華を極めました。ベークランド家にまつわる逸話についてはレオ・ヘンドリック・ベークランド本人からは遠くなりますが2008年に公開の「美しすぎる母」というベークランド家の実話を基にレオ・ヘンドリック・ベークランドの孫の妻と息子を描いたサスペンス映画を見ることができます。ドイツにはベークライト博物館もあるようです。

日本 フェノール樹脂

ベークライトに話を戻しまして日本では、ベークランドの親友だった高峰譲吉が特許権の実施についての承諾をベークランド本人から受けたため、三共株式会社の品川工場内に現在の日本ベークライト株式会社の前身となる工場を設立します。
ベークライトは日本ベークライト株式会社(現在の住友ベークライト株式会社)の登録商標名でありながら標準規格品として石炭酸樹脂を指すフェノール樹脂の一般代名詞となりました。
燃えやすいことから扱いにくかったセルロイドと比べてベークライトは耐燃性、難燃性に優れて丈夫であり、これは従来のセルロイドルーサイトからすると大きな進化でした。ベークライトが固まった際の独特な質感はガラスに似ており、固める前は水より重い性質を持っています。アクセサリーにした際にはキッチュで重厚感のある雰囲気を実現しました。原料として安価なことから、工業用としてのみならずアメリカのレトロなヴィンテージアクセサリーのネックレスやバングル(腕輪)指輪、イヤリング、髪飾りなどを作るために使われました。そうしたアクセサリー類がアンティークの一つとしてマニアのコレクション対象になっています。

コレクター ベークライト

最初はアメリカやヨーロッパに昔からのコレクターが多かったベークライトも、1990年半ばごろから日本人のアンティークファンに紹介され今ではおなじみの蒐集対象の品となっており、人気をあつめています。


アールデコ ベークライト

最初期のベークライトは、琥珀の贋造品を作るために使われていました。戦時中はアメリカでもぜいたく品は自粛ムードだったことから色や形の加工が自由自在で安い素材のベークライトを使うことで、女性向けで一見リッチな白い象牙風の質感、珊瑚やべっこうを模す色と形、モーニングジュエリーの「ジェット」やカメオをまねしたものなど計り知れない種類のアクセサリーが作られていました。
1907年に開発されたベークライトでできたボタンやアクセサリーの製造期間は1920年代から1930年代のアール・デコ期と重なる短い間に作られたものでした。たとえ原価が安い素材を使っても、凝った造形・凝ったデザイン・自由な着色にしたために生産コストが高かったことで長続きはせず、現在残っている当時のアクセサリーは少ないためベークライトのアクセサリーは簡単には手に入りません。ベークライトは年数が経つと色に深みが増し、落ち着いた色の中に華やかな光沢感を帯びるように変化します。 一時期の流行が終わり、 ベークライトは製造の過程で爆発の危険があるなどの問題も発見されために改良されたプラスチックが普及し1960年代にはベークライトは姿を消すことになりました。ベークライトが忘れられたころにポップアートの巨匠アンディーウォーホルの遺品の中から大量の「ベークライト アクセサリー コレクション」が見つかったことでベークライトは今でもファンがいるという状況です。


ベークライト 見分け方 


  1. 約30秒ほど熱湯に浸けたあと即座に臭いをかぐ。フェノール臭と言う刺激臭がします。
  2. 指でしばらくベークライトをこすり、即座に臭いをかぐ。フェノール臭がします。鼻が利く方でないとわかりにくいといいますが化学物質の為、ほのかに特有のにおいがします。嗅ぎすぎない方が良いと思われます。
  3. 2と同じ原理ですが柔らかい布でしっかり磨いて汚れを取りながら摩擦熱を加え、においを確認する。よく磨かれたベークライトは美しさが引き出されます。




「これはベークライトかも」という場合のテスト方法は以上の3つです。以上のいずれかの方法でベークライトに含まれる「フェノール」のにおいを確認できた場合にはベークライトということになります。







ベークライト 色


レトロなファッションと相性ばっちりのベークライトのアクセサリーの色について
  • アップルジュース

  • バタースコッチ



ベークライトにおいて「アップルジュース」と呼ばれるハチミツのような黄色と、「バタースコッチ」と呼ばれるバター飴のような不透明な黄色の二色は特に人気があり、切子のような彫りが精巧なものから、シンプルなポテッとした丸いフォルムの存在感で勝負しているものまでバングルを中心とした様々なアクセサリーが人気です。これらは最初から作られた色ではなく、元は白のクリアのベークライトと白色のベークライトが経年変化したために自然に発生した色味であることから、現在のプラスチックの着色技術に至るまでの一つの過程を証明する要素となっている点も覚えておきましょう。


こうしたベークライトのアクセサリーを沢山お持ちでご自分での売却について考え出しますと「一個づつ値付けしてフリマに出すのも大変!売れるような売り方がわからない」ということもあることと思います。
そんな時は「レトロなものが好きだったけれど卒業した」というお客様から、ベークライトのアクセサリーやレトロ玩具大量査定のご依頼を受けた経験があるいわの美術へ、ベークライトのアクセサリーの写真をお送りください。

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