文化財保護委員会無形文化財選定工場の愛知県名古屋市にある安藤七宝店をご存知でしょうか?
安藤重兵衛はその安藤七宝展の初代社長として明治期の日本の七宝焼を隆盛させた人物として活躍を見せ、特に戦後の七宝業界の復興に力を注いでいた事で知られています。
そんな安藤重兵衛ですが名古屋の煙管商の家に生まれ、兄が七宝の道に進んでいた事もあり、20代半ばでイギリスへ留学し、帰国してから兄の七宝工房を任されるようになりました。
その後、20人ほどの職人を率いるほどとなり、主にデザインなど担当するようになります。
その一方で、明治期に盛んに世界各国で行われていた万国博覧会に出品を果たしており、そこでは「J.ANDO」の名でブースを持ち、世界に日本の七宝を広める努力も行っていました。
特に万国博覧会に出品した作品は出来が良く、海外のコレクターや美術館にも収蔵されています。
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安藤重兵衛の作品は、七宝焼と呼ばれる金属製の下地の上に釉薬を乗せて高温で焼成したガラスのような風合いを持つ金属工芸です。
英語では「エナメル」と言い、中国では「琺瑯(ほうろう)」と呼ばれています。
この七宝という名称の由来は、宝石を材料にしているという説と、仏教典にある7つの宝石のように美しいという説が挙げられています。
その七宝で宝石にも負けない美しい芸術品を生み出してきたのが安藤重兵衛で、特に盛り上げ七宝という立体感のある作品は、皇室への献上品や結婚式の引き出物など特別な時にしか制作しなかったようで、現存する数が少なく、高価買取が期待できます。
また、七宝焼では出すのが難しいと言われている鮮やかな赤色も素晴らしく、海外からも高く評価されています。
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