小針雅生(こばりまさお)は象牙彫刻を中心に手掛ける彫刻家です。
近代日本を代表する彫刻家である高村光雲や平櫛田中からその技術を学んでおり、確かな技術力を持っています。
象牙は柔らか過ぎず、硬すぎずといった特性から、細かい彫刻を行うには適した素材として古くから使われてきましたが、近年では象牙の取引がワシントン条約によって規制されているため、入手が困難な素材となっています。
そのため、小針雅生の作品も象牙の価値がプラスされ、中古市場でも高値で取引されています。
小針雅生の作品は象牙の持ち味をいかした作品が多く、特に香炉は得意としている作品の一つで、造形の凝ったものや、シンプルな造形に金銀蒔絵で上品さを演出した作品も多く存在します。
香炉の他にも、根付、帯留、置物、人形などを手掛けており、作風の幅広さも感じる事ができます。
そんな小針雅生の作品をお持ちではないですか?いわの美術では小針雅生の作品の買取を強化しております。
ご売却をお考えの小針雅生の作品がございましたら、まずはいわの美術までお気軽にお問合せ下さい。
小針雅生の作品は象牙彫刻が中心ですが、象牙の買取には規制があるのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
象牙の買取で規制があるのは、牙の形をしている1本物の象牙で、加工された象牙に関しては登録証などの必要はありません。
象牙の加工品はコレクターも多く存在し、中古市場でも高い人気を誇っており、1本物の象牙に比べると手軽なところも人気の一つです。
そんな象牙を用いた小針雅生の作品は、実に精巧で思わずため息が出てしまうほどの美しさを持っており、多くのファンを魅了してきました。
小針雅生の作品には「雅生」の文字が刻まれており、共箱と呼ばれる作品を収納する木箱と一緒になっている事が多いのが特徴です。
共箱などの付属品も買取額に影響してきますが、作品の状態も大きく買取額に影響してきます。
例えば、欠け、ひび、変色は査定額の減額に繋がりますが、いわの美術では市場価格も踏まえての評価で買取を行っております。
象牙は偽物も多く出回っており、見極めが難しい場合もございます。
まず、象牙は密度が高いため、見た目以上に重たく感じ、網目や縞模様がある事が最大の特徴です。
ご自身で判断できないものでも、いわの美術であれば無料で査定・鑑定を行っておりますので、お気軽にお電話メールにてご相談下さい。