高級腕時計といえば、パティック・フィリップ、オメガ、ロレックス、オーデマピゲなど、多くのブランドが存在しますが、今回いわの美術がご紹介する高級腕時計はオフィチーネ パネライです。
オフィチーネ パネライはイタリアのブランドで、イタリアのデザインとスイスの時計技術が融合した実用性も兼ね備えた高級腕時計です。
1860年にジョバンニ・パネライがフィレンツェのアッレ・グラツィエ橋付近に時計店を構えた事がオフィチーネ パネライの歴史のはじまりで、この時計店は時計工房としてだけではなく、フィレンツェ初の時計学校としての役割も持っていました。
後に現在の店舗があるサン・ジョバンニ広場の大司教宮殿内に移転し、20世紀初頭には「Orologeria Svizzera(スイス時計店)」という名称に変更しています。
オフィチーネ パネライはイタリア海軍に高度な精密機器を納入してきた歴史があり、その要望にさらに応えるために計器や装置の文字盤を発光させるためのラジウムベースの粉末「ラジオミール」を開発しました。
そしてイタリア海軍の第1潜水隊特殊部隊工作員のために、現在「ラジオミール」として知られているモデルの初の試作品も制作しています。
これは今でも一部の仕様を引き継ぎ、オフィチーネ パネライの定番品として知られており、高い人気を誇っています。
また、イタリア海軍の装備品を手掛けていた事からオフィチーネ パネライの製品は軍事機密とされていたため、1980年代終わりまで世に出回る事はなく、民間用に腕時計が発売されるようになったのは1993年と、近年の出来事なのです。
民間用に発売されるようになったオフィチーネ パネライは、映画『トランス・ポーター』でも使用され、ハリウッドスターのシルヴェスター・スタローンは特注モデルを製作し、自身の出演映画『デイライト』でも使用しています。
このようにイタリアの軍事機密だったオフィチーネ パネライは、現在ではアメリカ映画界と密接な関係を持っている事も人気の秘密なのかもしれません。
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オフィチーネ パネライは正規販売店などで購入すると収納箱やワランティカードなどの付属品がついてきます。
これらは買取額にも大きく影響してくるもので、特に処分してしまいがちなワランティカードには注意が必要です。
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