鈴木幸平は金工作家として日本工芸会に出品しており、第18回日本伝統工芸展に出品した『銀消壷』は文部大臣賞を受賞するなど実力ある作家で、国立美術館にも作品が収蔵されています。
日本工芸会は文化庁の外郭団体の一つで、重要無形文化財保持者を中心に日本全国から様々な分野の作家が在籍しています。
日本工芸会には研究会員、準会員、正会員と段階を踏んでいく道のりがありますが、正会員となるためには4回入選しなくてはなりません。
鈴木幸平の場合、まだ1回しか入選していないため日本工芸会正会員ではありません。
それでもこちらのお写真を見て頂ければお分かり頂けるかと思いますが、細部にわたり非常によく出来ています。
実はこの作品の大きさは高さが13cmほどしかなく、小さな作品なのです。
この事からも鈴木幸平の技量を伺う事ができ、美術品として十分だと言う事も分かります。
いわの美術でも買取を行った事のある鈴木幸平の作品は中古市場でも高値で取引されているものも存在していますので、ご売却をお考えでしたらお気軽にいわの美術までご相談下さい。
鈴木幸平は金工作家で、よく使用している素材に銀が挙げられます。
銀は素材そのものに価値があり、美術的価値に銀の価値がプラスされて評価を行うため、買取額が高くなる傾向にございます。
銀と言っても純銀でなければ銀の評価をプラスする事はできず、純銀を使用している場合、「純銀製」などの刻印が記されており、鈴木幸平の場合、日本工芸会が行っている日本伝統工芸展の出品作品にも見られます。
鈴木幸平は座禅を組んだ蛙の姿をモチーフとしてよく使用しており、なかなかユーモア溢れる作品となっています。
香炉、花器など実用性のあるものからオブジェ的な作品まで、様々なものを鈴木幸平は手掛けていますので、お問合せの際は鈴木幸平のどのような作品なのかしっかりとお伝え頂く事で査定がスムーズに進みます。
また、口頭で説明するのが大変と思う方にはメールやオンライン査定よりお問合せ頂ければ画像を添付する事ができ、弊社買取スタッフが画像を見ておおよその査定額を折り返しご連絡致しますのでお気軽にお問合せ下さい。