水滴とは~水滴の種類【2016年買取・新着情報】

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水滴とは~水滴の種類

2016.2.6

水滴とは


文房具の一種である水滴は硯に使う水を入れておく容器です。

現在は便利な墨汁が簡単に手に入りますが、古来、毛筆で用いる墨液は、硯に水を注ぎ、墨を摺ってつくりました。その墨を摺るための水を湛えておくための、小さな器が水滴です。

コンパクトで愛らしい意匠の多い水滴を蒐集するコレクターも多く、時代物の水滴は骨董品としての価値の高いものも多くあります。


きれいな水の少ない中国では、昔から水を保存する容器には、こだわりをもっていました。

青銅の水器は水をくさらせずに、長く清浄を保つということで、「盤」「鑑」「盂」などの青銅の水器が周の時代には既に様々な意匠でつくられていました。

こういったことからも、中国文人の文房趣味である「文法四宝」の墨を摺る水に、清浄を求めたことは容易に想像されるでしょう。


水滴は、硯やそれを飾る硯屏などともに、毛筆の文化圏においては重要な道具のひとつとされてきました。

中国では5~6世紀の南北朝時代のものが最も古い水滴として知られ、日本では奈良時代の法隆寺献納宝物にある袋形の国宝 金銅水注(水注)が現存最古の例として有名です。


水滴の材質としては陶磁器が最も多く、金属製や石玉製の水滴もありますが、様々な材質で造形や意匠に趣向をこらしたものがたくさんつくられました。

日本では、特に江戸時代以降、高度な金工の技法を駆使した、動物や植物などの意匠をこらした水滴作品が数多くつくられました。



水滴とは~水滴の種類

今日では、硯に水を注ぐ容器の総称として水滴という言葉が使われていますが、元来の水滴とは、硯に注ぐ水を貯えておく注水具のひとつの呼称でした。

昔は、茶瓶のようなもので代用されたり、小鉢から匙で水をすくいあげて硯に注いだりしたこともあったようです。

現在は総称として使われる水滴には、様々な種類のものがありますが、専門家によると、下記の三つに大きく分類されます。


水滴(すいてき)

硯滴・水入とも呼ばれる。硯に水を注ぐ器として最もよく使われる。器に二つの注ぎ口である水孔があり、一孔を親指の腹で塞いで開閉しながら 一滴二滴と水を滴らして水の量が調節できる。 


日本では江戸時代以前の古瀬戸の水滴が骨董として一番とされるが、中国・李朝の水滴は、骨董的にさらに高い価値があるとされている。

中国では、明の時代に盛んに銅製の水滴がつくられ、清の時代には陶製のものも増え、中には筆立や筆洗、筆覘、文鎮などの用途を取り込んだ水滴もみられる。


水盂(すいう)

盂とは鉢を意味し、水盂は元来、水を貯える鉢のことである。水滴として使われることが多く、口の小さな胴がふくらんだ水器を指す。


水丞(すいじょう)

硯に使う口の小さな水を貯える器。普通は匙で水をすくいやすい形が多いが、甕の形や椀形、桶形、朝顔形などもある。また、酒杯などから転用されたものも多く見受けられる。 水注(すいちゅう) 普通、水を注ぐ器で、把手(とって)のついているものが水注と呼ばれる。水の貯える量が多いものが多い。

把手はアケビの蔓や、とうの茎でつくられたもの、金属や陶器など注器本体と同質のものがある。広義に水滴や硯滴など、硯に水を注ぐ器の総称として水注と呼ぶ場合もある。


その他

水滴の特別な象形から、一つの独立呼称となって使われている場合がある。

例えば、蟾は中国のヒキガエルを意味するが、水を注ぐ器という意味もあり、玉蟾蜍(ぎょくせんじょ)、硯蟾(けんせん)などが、呼称として使われる。

蟾蜍は、中国の古代神話にでてくる月に住む三本足のヒキガエルで、龍、獅子などと並び、中国では吉祥な象形として水滴の意匠に好んで用いられる。

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