月岡雪鼎(つきおかせってい)は大阪浮世絵の大家として知られ、江戸中期から後期にかけて活躍しました。
色白で鼻筋の通った瓜実顔に切れ長の目が特徴の独特の美人表現を生み出し、京都のものとは異なる独特な写実性のある作品が現在でも国内外で高く評価されています。
特に豊艶な美人の輪郭線に、薄い墨と落ち着いた朱色を併用することで、色白の肌との調和を図っています。
また、春画の名手としても知られており、これには天明の大火の時、焼け跡の中になぜか残っていた蔵の中に、蔵の持ち主も見覚えのない月岡雪鼎の春画があったそうで、この逸話が広まり、月岡雪鼎の春画は火除けになると値が何十倍にもなった事が大きく関係しているようです。
そんな月岡雪鼎ですが、春画や美人画以外にも水墨を基調とした人物画には狩野派風、山水画には雪舟風の描法を用いているなど作域が広く、様々な作品が中古市場でも取引されています。
月岡雪鼎の作品をお持ちではないですか?自宅の蔵や倉庫、押入れに眠っている掛軸や浮世絵、春画の中に月岡雪鼎の作品が眠っているかもしれません。
飾る予定もなく仕舞ったままにしているのであれば、いわの美術が心から欲しいと望んでいる方へお譲りするために、しっかりと評価して買取らせて頂きます。
ぜひ、この機会にいわの美術までご相談下さい。
月岡雪鼎の作品は肉筆の作品が多く掛軸に表装されているものが多いのですが、版本の挿絵も手掛けているため、こちらのお写真のようなお品物も買取る事ができます。
お問合せの際は月岡雪鼎のどのような作品なのかお伝え頂けるとお話しがスムーズに進みます。
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