山下繁雄は明治~昭和時代に活躍した日本の洋画家で、軍鶏を題材にした作品を多数残している事で知られています。
軍鶏は鶏と良く似ていますが、闘鶏でも使われる闘争心が強い気性の荒い性格で、鶏と比べると足が太く長いのが特徴です。
1941年には「日本に特有な畜養動物」として国の天然記念物に指定されており、そんな軍鶏の魅力に創作意欲が刺激され、「嵐に立つ軍鶏」「蓼花軍鶏」など様々なタイトルを付け、軍鶏をモチーフとした作品を展開しています。
不同社で小山正太郎の教えを受け、太平洋画会の研究所にも学んだ山下繁雄は、東京勧業博覧会や文展で受賞、入選を果たしますが制作不振に陥り画業を一時中断してしまいました。
その後、友人の勧めで再び文展に出品すると「軍鶏」という作品が入選し、これをきっかけに軍鶏を題材にした作品ばかりを描くようになり、帝展出品の「雄鶏の図」は久迩宮家御用品となりました。
そんな山下繁雄の作品をお持ちではないですか?
ほとんど同じ構図で軍鶏の勇ましさと力強さを見事に描き出している山下繁雄の作品は迫力があり、いわの美術でも買取る事のできるお品物の一つです。
山下繁雄の作品のご売却をお考えでしたら、まずはいわの美術までお気軽にご相談下さい。
山下繁雄の作品にはお写真のように描かれた時期とサインが記されているものが存在します。
また油彩画以外にも掛軸、色紙などの作品も残しており、こちらも買取対象となっていますが、思ったほど高い買取額にならない事がほとんどです。
傷や汚れ、色褪せなどもなく、保存状態が良い作品でしたら高価買取も期待できますので、ご売却をお考えの山下繁雄の作品がございましたら、専門知識を持ち、多数の買取実績を誇るいわの美術にお任せ下さい。
いわの美術では出張買取、宅配買取で山下繁雄の作品買取を行っており、どちらの買取方法も一度お問合せ頂いてからの対応となっておりますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。