いわの美術では、美術的・芸術的要素が高く、コレクターズアイテムとして人気の高い陶磁器のフィギュリンの買取を行っておりますが、フィギュリンと聞いて思い出すブランドはリヤドロやドレスデンではないでしょうか。
もちろん、これらも人気で高価買取が期待できるフィギュリンですが、イタリア唯一の陶磁器ブランド、リチャードジノリもフィギュリンの制作を行っており、高価買取となるフィギュリンも存在します。
リチャードジノリは1735年、鉱物学に詳しかったカルロ・ジノリ侯爵によってドイツのマイセンに匹敵する陶磁器をイタリアでも作るという思いから始められたブランドで、土や発色の研究を行い、外国から色々な磁土を輸入し、改良が重ねられ、「トスカーナの白い肌」と讃えられる白磁を生み出しました。
そのため、リチャードジノリのフィギュリンには白磁の美しさをいかした彩色の施されていないフィギュリンが存在し、レリーフのような神秘的な美しさが多くの人々を魅了し続けています。
一方で、彩色を施したフィギュリンも制作しており、こちらも非常に高い人気を誇っています。
リチャードジノリがフィギュリンを手掛けるようになったのは、ナポリ王カルロ3世がジノリ伯爵と同じようにマイセンを意識してナポリに築いたカポディモンテ窯を自国スペインに戻る際、ジノリ侯爵にその設備と材料を譲った事が大きく関係しています。
そのため、リチャードジノリのフィギュリンには「カポディモンテ」といシリーズが存在し、古代ギリシャ、古代ローマの神話をテーマにしたモチーフでフィギュリンのみならず、カップや皿なども発表しています。
リチャードジノリのフィギュリンをお持ちではないですか?いわの美術ではリチャードジノリのフィギュリンの買取も積極的に行っており、どこよりも高く買取る自信がございますので、ご売却をお考えのリチャードジノリのフィギュリンをお持ちでしたら、まずはいわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。
リチャードジノリのバックスタンプは王冠にリチャードジノリのロゴが入っていますが、リチャードジノリのフィギュリンの場合、王冠マークにナポリのイニシャル「N」と「Ginori」の文字がデザインされた特別仕様となっています。
ご自宅にある陶磁器でできたフィギュリンの中に、このバックスタンプが使われていましたら、それはリチャードジノリのフィギュリンという事になります。
また、王冠に「N」のマークのみの陶磁器のフィギュリンはナポリ王カルロ3世時代のカポディモンテ窯の作品という事になり、希少価値が高いため高価買取となっております。
売却を考えているフィギュリンに破損個所があった場合、大きな破損でなければマイナス評価で買取る事ができますが、ご自身で破損個所を接着剤などで直してしまうと、破損したままの方が評価は高い場合もございます。
そのため、破損している場合は破損したパーツとフィギュリンを一緒にしておく事が大切です。
いわの美術では年間に多くの美術品、骨董品(アンティーク品)の買取を行っており、確かな鑑定力と実績を持っています。
しっかりとお品物の評価を踏まえた査定をご希望の方は、いわの美術にお任せ下さい。