田辺至は官展系で多くの受賞を重ねた画家として活躍を見せ、東京美術学校教授として長い期間後進の指導にあたっていた事で知られています。
静物画や裸婦画を多く手掛ける田辺至ですが、どの作品も穏やかで優しい雰囲気が溢れているため、中古市場でも人気があります。
また、ありきたりなモチーフでありながらもどこか幻想的に感じる部分も田辺至の人気を支えています。
そんな田辺至ですが東京美術学校西洋画科に入学すると黒田清輝に師事し、東京美術学校西洋画科研究所では絵画の研究を行っていました。
時には文部省在外研究員として美術研究のためヨーロッパ諸国を歴遊するなど、画家として恵まれた環境の中で自らの作風を確立していった田辺至は戦時中、海軍軍事普及部嘱託として記録画の制作も行っていました。
戦後はどの美術団体にも所属せず、自らが信じる道を貫き通し、日本エッチング作家協会・版画奉公会にも参加するなど芸術を極めようとしていました。
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いわの美術であればしっかりと評価して買取る事ができますので、まずはお電話、メールにてお気軽にお問合せ下さい。
田辺至の作品買取では、描かれているモチーフ(タイトルが分かればタイトル名)、大きさ、共箱などの付属品の有無などをお伝え頂けると査定がスムーズに進みます。
特にこちらのお写真にあるサインは田辺至のものですので、ご自宅にある絵画に同じサインがありましたら、高価買取が期待できるかもしれません。
また、作風は似ているけれど作者不明の作品であっても高価買取となる作品かもしれませんので、お気軽にご相談下さい。
ただし、高価買取が期待できる田辺至の作品ですが、絵具の剥がれ、ひび割れ、色焼け、色褪せ、汚れなどマイナス要素がありますと評価は下がってしまい、買取額にも影響が出てきますが、ご自身で価値がないと判断して処分してしまう前に査定・見積無料のいわの美術まで、まずは一度ご相談下さい。
スタッフ一同皆様からのお問合せ、心よりお待ちしております。