奥田元宋は広島県出身の日本画家で、妻は人形作家として活躍した奥田小由女です。
二人は「夫婦の美術館を作る」という目標があり、美術館に収めるための作品が散逸しないように手元に保管していました。
その後、広島県三次市東酒屋町に奥田元宋・小由女美術館が開館し、奥田元宋の日本画作品16点と写生作品4点、奥田小由女の人形作品36点が常設展示され、公開されています。
そんな奥田元宋が絵に興味を持つようになったのは小学校4年生の頃で、当時の図画教師・山田幾郎の影響を受けて絵を描くようになりました。
その後、上京して同郷の日本画家・児玉希望の内弟子として研鑽を積み、本格的な画家としての生活がスタートしました。
新文展で「盲女と花」を出品し、特選を受賞すると人物画・花鳥画を中心に創作活動を行っていましたが、戦争により郷里へ疎開する事になりました。
疎開先では古典資料もモデルも不足していたため、故郷の自然風景を写生する事に没頭し、風景画に新境地を見出し、日展で「待月」が特選と白寿賞を受賞すると風景画家として地位手に入れます。
この事をきっかけに奥田元宋は風景画を通じて日本画の新しい表現を模索し続け、自然の風景を赤で表現する事に没頭し、「元宋の赤」といわれる独特な赤色を生み出しました。
画業の他にも短歌に才能を見せた奥田元宋の作品は情緒溢れる独特の世界観が特徴で、中古市場でも高値で取引されている作品が多数存在します。
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