青山義雄はフランスで活動を続けた独自の色彩感覚を持つ風景画を描いた洋画家として知られ、アンリ・マティスからもその色彩感覚を絶賛されています。
もともと独学で始めた絵でしたが、日本水彩画会研究所で大下藤次郎、永地秀太に学び、フランスへ渡るとサロン・ドートンヌで入選します。
その後、肺を患いパリから南フランスのカーニュへと転居する事となり、ニースの画廊に委託していた作品がアンリ・マティスの目に留まり、以後作品の批評を受けるようになりました。
この事がきっかけで青山義雄は生涯、アンリ・マティスへの敬愛の念を抱き続け制作活動にあたっていました。
活動拠点をフランスに置いていた青山義雄ですが、一時帰国した際、第二次世界大戦の勃発や日本の敗戦などによってなかなかフランスへ戻る事ができず、その間は国画会会員として活躍を見せ、日本画壇にも爪痕を残しました。
再びフランスへ戻るとカーニュにアトリエを構え、地中海沿岸の自然をモチーフに色彩感覚豊かな風景画を数多く残し、青山義雄の世界を確立させました。
92歳で日本へ帰国すると神奈川県茅ケ崎を拠点に、みずみずしく生命感にあふれた作品を制作し続け、色彩感覚は衰える事はありませんでした。
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青山義雄は洋画家ですので油彩画を中心に多くの作品を残しています。
写実的な作風ではなく、独自の色彩感覚で描かれた作品ですので好みがはっきりと分かれてしまうかと思いますが、陽気な雰囲気は見る者の心を温かくしてくれるそんな作品が多いのが特徴です。
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