猪熊弦一郎は洋画家としての活躍はもちろん、大手百貨店の三越の包装紙のデザインを手掛けるなどデザイナーとしての一面も見せ、独特の感性で多くの作品を発表した事で知られています。
幼い頃からその才能は目を見張るものがあり、時には学校の授業において教師の代わりをした事もあったそうです。
その才能を伸ばすために東京美術学校西洋画科に入学すると藤島武二に師事し、帝展で初入選を果たすと帝展を中心に活躍を見せました。
フランスに遊学した際はアンリ・マティスに学んでおり、ここでフォーヴィスムの画風を身につけます。
しかし、この時アンリ・マティスより「君の絵は上手すぎる」と言われた事により、自らの画風が確立していない事に気付き、画家としての模索の日々が続きます。
再びフランスへ渡ろうとした際、途中滞在したアメリカ・ニューヨークのデザイン的で抽象的な芸術に惹かれ約20年も滞在する事になり、作風も大きな影響を受け様変わりしました。
そのため、猪熊弦一郎の作品はニューヨークに移住してからの方が高く評価されており、独特の抽象表現に人気が集まっています。
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特にお気に入りで部屋に飾ってあった場合、作品に直接陽が当たらなくても部屋のライトなどで焼けてしまう事がございますので、定期的に他の絵と入れ替えを行うなどして絵を守る事が価値を守る事に繋がります。
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