可愛らしく、そして何か魂の宿った不思議な雰囲気のあるこちらの作品。この木彫作品を作ったのはアート仏像作家の瀧川佐智子です。
只今いわの美術では、瀧川佐智子の木彫を積極的にお買取しています。
優しい木の木目が子供の身体の丸みや犬の可愛さを引き立てています。手に取った感触も非常に柔らかで、そこからも作品の醸し出す柔和の雰囲気を感じられます。
彼女の作品にはこのほかにも、仏様や、古事記などに出てくる古の神様などの木彫がありますが、ほとんどが童子の姿です。その理由は、柔らかな曲線を描く木肌の優しさに、無垢さや清らかさを表現したいからだそうです。童子の姿の仏や神は、神社仏閣などで目にする神仏とは違い、可愛らしさを感じます。しかし可愛らしいだけではなく、目の表情には厳しさも浮かびます。そこに瀧川佐智子の木彫作家としての技量が見受けられます。
作品を制作する際には一本の木から削りだしていき、そのとき使用するノミは200本以上という、ものすごく手のかかる作業です。一本の木から掘り出していく作業を目にした人はその姿を、まるで一本の木から仏像を掘り出しているかのようだと表現しています。
選ぶ木は作品のモチーフによって使い分けているようです。また掘り出して見えてきた木目の自然な模様を引き立てるように、淡い色で色付けするなど、瀧川佐智子の木彫作品の織りなす優しい雰囲気には様々なこだわりがあります。
瀧川佐智子は1959年に石川県白山市成町に生まれます。彼女が20歳の頃に、井波彫刻の彫刻師川原和夫に師事し、井波彫刻を学びます。井波彫刻住宅の欄間などで目にしたことがある方もいるかもしれませんが、昭和50年に伝統工芸品の認定を受けた歴史あるものです。その井波彫刻の技術を学び作られた作品ということも、中古市場で高値取引される、理由の一つなのでしょう。展示会が頻繁に行われいて人気も高い作家です。
瀧川佐智子の木彫をお持ちの方がいらっしゃいましたら、いわの美術までご連絡下さい。
いわの美術では、瀧川佐智子の木彫の買取に力をいれています。瀧川佐智子の木彫作品は写真で載せているモチーフ以外に仏像、地蔵、少女などがあります。箱に作品名と作家のサインがあります。作品のモチーフや、箱の有無、キズなどお品ものの状態で、お買取りの値段が変わってきます。お問い合わせの際は、題名、箱の有無などお伝えください。箱がなくタイトルなどわからない場合には、モチーフをお伝えしていただくか、お写真をメールで送って頂ければ、お調べいたします。無料で査定させて頂くので、遠慮なくお問い合わせください。