こちらのお品物は、河上恭一郎の瑠璃金彩糸巻文『切子姫重』という作品です。濃い青と金彩のコントラストが印象的な作品です。
只今、いわの美術では河上恭一郎の買取を積極的に行っております。
河上恭一郎は、銀座和光で度々展覧会が行われていて、人気の高い作家です。1933年に千葉県の市川市で生まれ、東京藝術大学で学び、卒業後は松下電器(今のパナソニック)や保谷ガラスなどで会社員として広告やガラス器のデザインを手がけます。
54歳で独立してからはオブジェなどのガラス作品の制作を始め、伝統を重んじつつも新しさも取り入れていきます。
河上恭一郎の代表的な作品の一つに、『羅漢像』があります。兵庫県にある五百羅漢像から影響を受けた作品は、ガラスの輝きと相まって神秘的な癒やしを与えてくれます。河上恭一郎は制作の際に『ガラスに心を癒やすかたち』求めていたそうです。こうした追求が河上恭一郎の作品の雰囲気を作っているのでしょう。
河上恭一郎の作品に対する姿勢は他にもあります。それは、生活の中の美を考えたデザインを造ることでした。河上恭一郎の作品には、美しさと機能性を兼ね備えた器や、花瓶、食器類などが数多くあります。
そうした作品のうちのいくつかは、東京国立近代美術館や、アメリカのミュージアムなどにもコレクションされています。
器を始めとした生活雑貨から、オブジェなどの置物まで様々な作品を制作する河上恭一郎ですが、特にその中でも、茶道具や懐石道具のものは高価買取が期待出来ます。
高価買取が期待出来る河上恭一郎の作品ですが、ガラス製品によくある、細かな傷やカケなどがあると、査定の際にマイナスになることがございます。また、反対に箱などの付属品があることで査定評価がプラスになります。お問い合わせの際は、箱の有無についても言及して頂けると査定がよりスムーズに進みます。
お手元に河上恭一郎のお品物がございましたら、いわの美術までご連絡下さい。
HPの『無料査定はこちら』などの項目から、お問い合わせ頂くかお電話でご連絡下さい。