金色に染まる山と田園風景が美しいこちらは、並木恒延作の『水温む頃』という作品です。
こちらの作品は漆絵と言って、金粉蒔絵、螺鈿、卵殻などの伝統的な技法を使って描かれています。
只今いわの美術では、並木恒延の漆額の買取に力を入れています。並木恒延の漆額は中古市場で人気の高いお品物で、高値での買取が期待出来ます。もしお手元にご売却予定の並木恒延の漆額がございましたら、いわの美術までご連絡下さい。
並木恒延は1949年の東京都生まれです。東京芸術大学で学び、卒業後は百貨店のデザイン室に努めます。その後、再び学び直そうと、東京芸術大学の大学院に入学します。学部生の頃は、焼物、彫金、版画など広く学び、大学院では漆科を専攻しました。絵画における新しい表現方法を探し求めていて、漆絵にたどり着いたのです。修了制作の作品は、東京芸術大学のお買上げとなり、修了後は高橋節郎に師事します。
彼の描く作品には、上に載せている写真のような日本の情緒豊かな風景が多くあります。2008年にイタリア絵留学して以降は、そういった絵に加えてヨーロッパの街の風景も描くようになりました。
どの作品にも共通なのが、光と影のコントラストがとても美しいということです。
並木恒延の作品は、日展に数多く入選し、1987年には「水の香」という作品で特選受賞をしました。その他美術展での入選もしていたり、展覧会を開催したりと、実績と人気のある作家です。
並木恒延の作品には、日本の風景、ヨーロッパの風景を描いた漆額が多くありますが、他にもお椀や、銘々皿、お重などの食器類も制作しています。より高価買取が期待できるのは、漆額ですがお品物によっては食器類も高値での買取が期待できます。
内容や、お品数によっては出張買取が可能ですので、遠方の方でも遠慮なくお問い合わせください。専門の査定員が在中する、いわの美術におまかせください。