小諸城下・荒町の豪商の生まれの洋画家、小山敬三(こやまけいぞう)。
小山敬三は、『並木道の冬』という作品がサロン・ドードンヌ(=秋季展)で入選をしたことで、一躍脚光をあびました。
サロン・ドートンヌは、モディリアーニ、セザンヌ、ピカソ、藤田嗣治(レオナール・フジタ)など、名だたる巨匠たちが活躍した場で、画家たちの登竜門でした。
小山敬三の油絵は、中古市場で人気が高く高価買取が期待できるお品物です。
只今、いわの美術では小山敬三の油絵のお買取りを積極的に行っています。
小山敬三の油絵をお持ちの方がいらっしゃいましたら、いわの美術までご連絡ください。
小山敬三は、川端画学校で洋画家の藤島武に師事し、渡仏後は、フラン人画家のシャルルゲランから油彩画の教えを受けます。渡仏してから2年後の1922年にはサロン・ドートンヌで入選をします。また、1927年にはパリで個展を開き、『カスティヤの丘』という作品はフランス政府のお買い上げとなるほど好評を得ました。
当時のパリは、エコール・ド・パリの巨匠たちがひしめきあっていたため、日本人画家たちの絵はその勢いに押されていました。そんなパリにおいても、小山敬三の作品たちは負けず劣らず、輝きを放っていたそうです。
帰国後は日本でも高い評価を得ていき、1949年には日展の審査員になり、日本芸術院賞を受賞します。1975年には文化勲章を授与され、地元である小諸市に『小山敬三美術館』が建設されました。
パリの巨匠たちにも劣らない実力と、日本、パリなどでの高い評価があるため人気が高い作家です。このような理由から、中古市場でも高価買取につながると考えられます。
小山敬三の代表作には、浅間山や、姫路城などの白鷺場をモチーフにしたものがあります。所謂、風景画以外にも、人物画も描いていますが、中古市場でより人気があるのは、風景画です。高価買取が期待できる小山敬三の油絵ですが、額に傷、絵の目立つとこに汚れがあるなどの状態によっては、査定評価がマイナスになってしまうこともあります。
また、いわの美術では、小山敬三と共に一水会を創設した、安井曽太郎、木下孝則、山下新太郎など、小山敬三以外の画家たちの作品のお買取りもしています。
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