高井観海著「密教事相体系-特に三寶院憲深方を基調として-」
高井観海のその他の著書には『小乗仏教概論』、
『即身成仏義講義』や、『不動尊と護摩秘法』などがあげられます。
これらの古書は一般には読まれる方が少なく需要がないと思われがちですが、仏道修行をされている行者の方や密教を専門に研究されている方からの需要が十分にございます。
そのため、弊社では高井観海の書物を高額買取を致しております。
高井観海(1884年-1953年)
仏教学者であり真言宗智山派の僧侶。
哲学館(現 東洋大学)で井上円了に師事、仏教学を学びました。
そして、大正大学で教鞭を執った後、真言宗智山派の管長(宗教団体内の最高位の宗教的指導者)となり
真言宗18の総本山に数えられる智積院の住職を務めました。
高井観海の書物は、「古書」としてのお取り扱いになります。
書物の一般的な買取基準では「新しく流行り物で綺麗」な物が、高額での買取がされていると思われがちです。
しかし、古い物でも現在では入手困難な希少本である為に高額買取がされる場合があります。
一般的に初版から年月を重ねた本のことを「古書」や「古本」と呼ばれています。
何気なく使うこれらの言葉は似た意味だと思われがちですが違いはご存知でしょうか
古本=現在発刊中または出版社に在庫があり、一度人の手に渡ったもの
古書=絶版となり久しく入手困難な物
厳密な違いはなく、時代によって変わってくることもありますが、大まかには上記のような基準で分別されています。
買取市場では骨董的な価値の高いとされる古書の方が買い取り額が高いことが多いです。
古書を高額で売りたい場合、注意すべきポイントが3つあります。
時代と希少性と状態です。
江戸、明治、大正などの古い和本や古書などはもちろんのこと、
戦前から戦後のものも歴史的価値が高いため高額でのお買取りが期待できます。
また、映画、音楽、アート、茶道などに関連した美術書や専門書もお買取りの対象です。
その他にも初版や絶版など希少価値が高い物、著名な作家の本なども骨董品としての価値が高く人気がございます。
しかし、これらの本も状態が悪い場合は査定に影響してしまいます。
破れ・キズ・日焼けなどはもちろんのこと、湿気によるカビにもご注意ください。
高井観海は仏教学者であり真言宗智山派の管長として数々の書籍を残されました。
これらの書籍は専門性が高く、希少性が高いため高額でのお買取りが期待できます。
もし、お手元にお持ちでご売却をご検討されている方は、弊社にお問い合わせください。
その際に著者、書かれた年代、大まかな内容をお伝えいただきますと査定までよりスムーズなご案内が可能です。