こちらの作品は、クロード・モネやセザンヌなどの印象派の流れを汲んだ、現代印象派の岡義実の作品です。
タイトルは『ヨンヌ河』で、河の側の木の葉が落ちているところから寒い季節の風景なんだということがわかります。全体として暗い色が多く使われているにも関わらず、優しい印象が画面から伝わってきます。
このような風景画が人々に穏やかな落ち着きをもたらすということで、患者のために岡義実の絵画コレクションを展示している病院もあります。
岡義実の油彩画は、中古市場で人気が高く高価買取が期待できるお品物です。
只今、いわの美術では岡義実のお買取りに力を入れていますので、ご売却をお考えの方は、いわの美術までご連絡ください。
1945年福岡県に生まれます。1960年には渡仏し、洋画家の増田誠のもとで絵画を学んでいきます。
岡義実の功績の中でも最も輝かしいのは、1980年に名門サロン・ドートンヌで日本人初のグランプリを受賞したことでしょう。
日本では、銀座を中心に日本全国の百貨店などで展覧会を開き、知名度も評価も高い作家です。
また、岡義実の地元の福岡美術館をはじめとする多くの美術館が、彼の作品を所蔵しています。
この日本とフランスを中心とした高い評価から、岡義実の油彩画は中古市場でも人気が高くあり、高価買取が期待できると考えられます。
<主な受賞歴>
1972年 サロン・ドートンヌ 銀賞(無鑑査)
1973年 サロン・ドートンヌ 金賞
1984- 日本青年画家展招待出品
先ほども触れたように、岡義実は印象派の流れを汲んだ、所謂現代印象派と呼ばれる絵画に分類されます。ゆえに、彼の作品を初めて見る方などは、モネやセザンヌなどの作品に似ていると感じる方も多いでしょう。
初期の作品は、写真にあるような比較的暗めの色を使ったものが多く、最近は明るい色彩の作品を多く制作しているようです。どちらにしても、絵画を通して”光”を浴びているような美しい作品に変わりはありません。
69年に渡仏して以降、ルーブル美術館などで巨匠たちの絵画のデッサンをし力をつけていき、今もフランスに住んでいます。
岡義実の作品の美しい光の表現の秘密は、そういった巨匠たちの影響が強くあります。また、日本とフランスの光の違いもあるようで、なによりも印象派たちが活躍した現地に長く住み続けていることに、彼の絵画の美しさの理由があるのかもしれません。
高価買取が期待できる岡義実の油彩画ですが、モチーフ、大きさ、状態によってお買取り金額が変わってきます。
また、査定させていただく際に重要なのが、たとう箱、共シール*などの有無ですこちらがありますと、査定評価にプラスになりますので、お問い合わせの際はこちらに関してもお伝え頂くとスムーズに査定が進みます。
岡義実の油彩画をご売却ご検討中の方は、絵画の買取実績の多い、いわの美術にご連絡ください。
*絵画の裏に貼ってある作家名やタイトルが書いてあるシール