啓功(愛新覚羅啓功)の書 お買取り致します【2017年買取・新着情報】

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新着情報

啓功(愛新覚羅啓功)の書 お買取り致します

2017.7.26

啓功(愛新覚羅啓功)の書 お買取りいたします


 

こちらは、中国書家である啓功の『一期一会』という作品です。滑らかな筆運びと繊細かつ大胆な書で、見ていて心が落ち着きます。

 写真にある作品以外にも、中国の街の看板なども手掛けていて、多くの人が啓功の作品を目にしたことがある、とても有名な書家です。





 いわの美術では、啓功を含めた中国書家の作品のお買取りに力を入れておりますので、ご売却をお考えの方はいわの美術にお任せください。




啓功について

 啓功は、1912年生まれの北京出身の書家です。姓は愛新覚羅で中国・清の5代皇帝雍正帝の9代目の子孫です。しかし、生涯その姓を名乗りませんでした。その理由には諸説ありますが、祖父の教えとして「自分の血筋に頼らず、自分に力をつけるために努力するように」と言われていたことがあったようです。啓功はその後、祖父の教えの通り血筋に頼らず中国書壇で地位を築きあげました。北京師範大学教授(中国文学学部助教授)として著書を多数出版していて、書家であり教育者でもありました。

 

 父を早くに失い、祖父に育てられますが、その祖父も亡くなると、学校を中退し独学で絵画や書を勉強し始めました。その後画家の賈羲珉、篆刻家・書家の呉熙載(ごきさい)に入門し、中国画や書を本格的に学んでいきます。書を中心にして、中国古典文学、中国絵画にも精通していたので、多くの肩書があります。書家・画家のほかに、古典文献学家、文物鑑定家、詩人、教育者などです。

 

 学びの姿勢を常に持っていた啓功は、80歳になってからも博物館に所蔵される中国書画を観に、フランス・アメリカ・ドイツなど世界各国に足を運びました。東京・大阪にある中国書画を観に来日もしています。

 


啓功の作品~露鋒と蔵鋒

<書における二種類の筆の使い方>

 露鋒…毛先を左から持ってくる。筆の先が見えるので、シャープな印象になる。

 主に楷書に使われる。

 蔵鋒…一度右から持ってきて左へ毛先を向け線を引く。柔らかい印象。

 主に草書行書篆書などに使用される。

 

 啓功の書は、その書表現の幅の広さが特徴にあげられます。例えば上で紹介している作品にもある漢数字のいち『一』に置いてみてもさまざまです。文字や言葉の雰囲気に合わせ自由自在に露鋒・蔵鋒を操っている様子が伺えます。

 

 また、啓功は書以外にも画の制作もしていました。中国画を書の線で描きあげ、西洋絵画に傾倒している時代に中国画の素晴らしさを広めました。書画一体を心掛けた啓功の中国画は、書と同様に一本一本の線の美しさが際立っています。

 

 今から300年以上前の明清時代には多くの素晴らしい書家がいて、啓功はその書家からの影響を受けています。また、啓功はさらにそれ以前の書家である王羲之(おうぎし)など、千年以上前の書・古典にも精通していました。こうした書家たちから影響を受けつつも、運筆法や用筆法の独自性を確立していきました。

 啓功の気品あふれる書の作品は中古市場でも人気が高く高価買取が期待できます。


啓功の書のお買取りについて

 啓功の作品には、写真でご紹介している色紙のほかに、掛軸・扁額のものもあります。また、絵画には、山水画や竹の絵が多くあります。

 啓功の作品は、その高い人気のために真贋の判断が必要なお品物です。また印刷物も多数出回っていますので、注意が必要です。

 ご相談からでも受け付けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 お問い合わせ方法は、お電話またはHPのお問い合わせフォームから受付しております。

 骨董品・美術品買取実績の多い、いわの美術にお任せください。


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