吉嗣拝山のお買取りいたします【2017年買取・新着情報】

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新着情報

吉嗣拝山のお買取りいたします

2017.7.28

吉嗣拝山のお買取りいたします



 こちらは以前弊社でお買取りさせて頂いた、吉嗣拝山の『梅』の掛軸です。江戸時代の町絵師で、かなり古い時代のものですが、作家の評価や状態が良かったため高価買取させて頂きました。

 

 お家の御片付けなどで古い掛軸などが出てきたという方がいらっしゃいましたら、骨董品・美術品の買取実績の多い、いわの美術にお任せください。お客様が大切にされてきたお品物を無料で査定しお買取りさせて頂きます。






吉嗣拝山について

 吉嗣拝山は、明治4年の台風で右手を失い左手で描き『左手拝山』と呼ばれていました。右手を失ってもなお、画の道を諦めず画の道で生きていくことを決意したのです。その決意の表れなのでしょうか、吉嗣拝山はその時に失った自身の右腕の骨で筆を作りました。

 

 吉嗣拝山は、広瀬青邨から漢学中西耕石から南画を学び、明治10年には中国に渡り南画を極めます。中国に渡るときに、右腕の骨で作った骨筆を持っていき、当時の上海画壇からも、左手の文人として評判が広まったそうです。

 吉嗣拝山が活躍した時代は、日本における南画の勢いが落ちてきていましたが、吉嗣はその復興に力を入れた人物の一人でもありました。吉嗣拝山は、右手を失うという困難を乗り越えて、地方三大家の一人に数えられる程に名声を築き上げていきました。大正天皇の御前で、骨筆で梅花の画を描き拍手喝采をもらうなど、日本においてその名を知らないものはいない程だったそうです。

 


吉嗣拝山の掛軸お買取りについて

 吉嗣拝山の作品は、山水図や花鳥図などを得意としていました。柔らかく伸びやかな線が魅力的な作品が特徴的です。 

 吉嗣拝山の作品は中古市場で人気が高く高価買取が期待できるお品物です。しかし、それ故に吉嗣拝山の作品は、贋作や印刷工芸品に注意が必要でもあります。専門の査定員の鑑定が必要になるお品物なので、お手元に吉嗣拝山の掛軸をお持ちの方は、ご相談からでも結構ですのでお気軽にご連絡ください。

 いわの美術では、古い時代のものから現代の掛軸まで幅広くお取り扱いしておりますので、お家の御片付けなどで、掛軸がたくさん出てきたという方は、いわの美術にお任せください。ご内容によって、神奈川県外にお住まいの方でも出張依頼をお受けしていますので、遠慮なくお問い合わせください。



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