柴田是真の掛軸のお買取り致します【2017年買取・新着情報】

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柴田是真の掛軸のお買取り致します

2017.8.6

柴田是真の掛軸のお買取り致します

 

 柴田是真は、幕末から明治にかけて活躍した漆工家・絵師・日本画家です。ネットオークションなどでは、柴田是真の印籠が高値で取引されていて、漆芸家・柴田是真として現在でも有名ですが、絵師・日本画家としても当時から評価が高く、現在でも人気があります。




 只今いわの美術でお買取りを強化中ですのでご売却ご希望の方は、いわの美術にご連絡ください。


柴田是真について 

 柴田是真は文化4年(1807)に江戸の両国橘街に宮彫師柴田市五郎の子として生まれました。

11歳で古満寛哉(初代)に入門し蒔絵を、16歳で四条派の鈴木南嶺に画を学びます。この頃名を是真と改めます。柴田是真の父も、商人でいながら、彫工の仕事をしたり、浮世絵を好み勝川春亭などに師事したりなどしていたため、是真も幼少期から芸術や職人技に強い関心があったと思われます。


 24歳の時には文化の中心である京都へ上り、岡本豊彦に習います。頼山陽香川景樹などとの親交も深く、彼らから歌学・国学・漢字を学びました。今では高名な柴田是真ですが、30代の頃まではあまり評価をされませんでした。製作した印籠を現在の金額にすると約5万円程で売ろうとして袋物商に持込みましたが、売れずにうなだれて帰ったというエピソードがある程、苦しい下積み時代を過ごしていたようです。今では、蒔絵師としての名の方が有名ではありますが、当時は先に画の才能を認められていました。その後に蒔絵師としても評価されるようになっていきました。

 

 柴田是真の画で現在注目が集まっているのは、1945年の空襲で焼失してしまった明治宮殿の天井画の下絵です。現在その『千種之間天井綴織下絵』は東京藝術大学に所蔵されていますが、緊急の修復が要される状態であったため、2017年にクラウドファンディングによって支援者を募り、見事300万以上の資金を集めることに成功しました。
貴重な日本の財産として柴田是真の作品が後世に繋がれていくことを嬉しく思います。

 

 柴田是真は、多くの分野で近代化へと進んでいった激動の時代にあって、変化に順応しながらも、新旧一体とした独自の作品を生み出していきました。色彩、構図、題材とするもの全てが鑑賞者の意表をつくような技巧で人気を博しました。このようなことから、柴田是真によって芸術の近代化が進められたと考えられていて、美術史上の重要人物としても有名です。


柴田是真の作品について

 柴田是真の作品は、機智にとんだ発想が特徴的です。例えば、大英博物館蔵の『鍾馗に鬼図』では、中国民間伝承に伝わる神さまである鍾馗から逃げる鬼を描いていますが、まるで、鍾馗が掛軸から出てきそうな、鬼は枠から出てしまっています。鍾馗を描いた掛軸は魔除けとして人々に親しまれていましたが、こうした作品は今まの絵師にはない珍しい作品でした。

 

 四条派にならった画力の基礎は繊細な描写に生かされ、動物の愛らしい姿を描いたり、優美な美人画などの作品もあります。柴田是真の作品は、海外からも高い評価を得ていて、アメリカ・テキサス在住のコレクターであるエドソン夫妻は1980年代からこつこつ蒐集していました。その70点以上もの蒐集品は三井記念美術館の企画展にて展示されました。


柴田是真の掛軸のお買取りについて

 柴田是真は、ウィットに富んだ絵師・画家であったので、題材としたものは人物・動物・草花・伝記や伝承の神々など、多岐にわたります。先ほども触れたようなモチーフが飛び出してきそうな構図や、鮮やかな色合い、生き生きとした表情などはどれも魅力的です。そのような作品は、中古市場でも人気が高く高価買取が期待できます。

 有名な作家であるのと、門弟が多くいたため、贋作や弟子たちが真似して描いたものもあるので、専門家の判断が必要となります。
 お家の御片付けや蔵の整理などで、古い掛軸が出てきたという方が、いらっしゃいましたら、ぜひいわの美術にご連絡ください。

 

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