テディベアを語る際に欠かせないシュタイフ
このテディベアの代名詞ともいえるシュタイフは「マーガレット・シュタイフ社」のことであり、世界で初めてテディベアを製造した会社として有名です。
高品質な素材と一点一点職人の手によって作られるテディベアは子どもから大人まで世界中で愛されています。
そして今回ご紹介するのは、そんなシュタイフ社とドイツの陶磁器メーカーマイセンがコラボレーションして日本限定で作られた「ローズテディ 1999」です。
ピンク色の可愛らしいテディベアと同色の可憐な薔薇の描かれたカップ&ソーサ―のセット。
こちらの「ローズテディ1999」は1500体限定の生産でその数の少なさと、日本初の「日本限定」商品でとても貴重なお品物です。
このシュタイフ×マイセンコラボレーションの企画を皮切りに数々の限定商品が発売されてきました。
そんなシュタイフ社のテディベアをお持ちではないでしょうか?
現在いわの美術ではシュタイフ社のテディベアのお買取りを強化いたしております。
< シュタイフの歴史 >
1877年に創業者マルガレーテとその姉妹が洋服の製造販売する「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立。
1880年ゾウのぬいぐるみを身内のプレゼント用に作るとたちまち話題となり大ヒット。
このゾウのぬいぐるみがきっかけで本格的にぬいぐるみを製造・販売するようになります。シュタイフ社の始まりはクマではなくゾウだったんですね。
そして1893年に社名を「フェルト・トイ・カンパニー」へ変更し、1902年にシュタイフ社の代名詞である「本物のようなクマのぬいぐるみ」をコンセプトに両手足可動式の熊のぬいぐるみが設計されました。これが世界で最初のテディベアである「55PB」です。
そして、1903年にライプチヒの見本市で発表するとアメリカ人バイヤーから大量の注文が入り、当時のアメリカ大統領セオドア=ルーズベルト大統領のもとまで渡ったのでした。
ちなみにテディベアの由来は、セオドア=ルーズベルト大統領の愛称「セオドア=テディ」から「テディベア」と呼ばれるようになり、爆発的な人気を博しました。
こうしてアメリカから逆輸入される形でヨーロッパへと熱は広がり、全世界で愛される存在になったのでした。
< シュタイフの特徴 >
シュタイフの特徴は全ての商品が職人による手作りであること。
「子供たちには最高のものこそふさわしい」という理念のもと「自然な可愛らしさ」を大切にしており、厳選された素材を選び厳しい品質チェックを受けた最高品質のものだけがシュタイフ社のテディベアとして販売されます。そのため全て顔の作りが微妙に違い、それぞれのテディベアが個性と愛嬌を持っています。
そしてもう一つの特徴が「ボタン・イン・イヤー」です。
元々は模倣品との区別をつけるために左耳につけられたボタンとタグでしたが次第にブランドマークとして定着していきました。
このボタンとタグは数種類存在し、以下のような意味をもちます。
・白地に黒文字:1900年代初頭の復刻レプリカ
・白地に赤文字:限定生産品
・黄色地に赤文字:定番商品
・黒地に銀文字:シュタイフの会員クラブ限定品「Margarete Steiff Editions」
このようにタグの種類でテディベアの種類を見分けることができます。
< 高額買取のワケ >
シュタイフは世界中で人気が高くコレクターも多いです。
また、定番商品の他に限定商品が豊富な反面、生産数が限られていることが多く一度入手機会を逃すとなかなか手に入りにくいことからも高額で取引されているお品物です。
中でもディズニーとのコラボレーションのダッフィーモデルは大変人気が高く、弊社でも高額でのお買取りが期待できます。
ハローキティコラボ・日本限定サクラ・人形の東月コラボ・アンティークのものなど限定モデルのものが人気の傾向にあります。
状態や付属品の有無が重要となってきます。また、限定のテディベアにはシリアルナンバー入りの証明書がございます。焼けやにおいはないか、箱や証明書があるか等ご確認ください。
当たり前ではございますが、綺麗な状態であればあるほど高額でのお買取りが期待できますので大切に保管なさってください。
シュタイフのご売却をお考えではないでしょうか?いわの美術では専門の査定員が大切なお品物を拝見させていただきます。
弊社へのお問い合わせはお電話・メール・LINEなどからお気軽にご連絡ください。
その際は分かる範囲での詳細な情報を担当の者へお伝えいただきますようお願いいたします。
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