現在いわの美術ではセーブル焼の花瓶の高額お買取りに力を入れています。
もちろん、花瓶以外にも洋食器のお買取りも致しております。
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セーブル焼とは
フランスのロココ隆盛期である18世紀に創業し現在でもヨーロッパを代表する窯セーブル焼とはヨーロッパを代表するロココ調の陶磁器で、アンティークの最高峰と称されるセーブル焼はフランス国家のための製作を目的とされた最高級品のため、使用できたのは王侯貴族のみで『幻の陶磁器』の別名がつけられたほどでした。
また、他国への贈答品として用いるなどセーブル焼はフランス国家の富と権力の象徴として格式と高い品質を誇りました。
そして王者の青と呼ばれる「ファットブルー」、「クラウテッドブルー」、「アガサブルー」など独特の深みのある高貴な青と豪奢な金彩の施された名品を生み出しました。
格式高い窯として創業以来の高い品質の維持を第一に考え、現在も少数精鋭の職人の手により丁寧に作られています。
セーブル焼の歴史
セーブル焼の歴史は前身であるヴァンセンヌ窯から始まります。
軟質磁器に日本の古伊万里や柿右衛門の写しを施していた陶工・デュボア兄弟を招いてフランス国王ルイ15世の庇護の下開窯されて始まったヴァンセンヌ窯は、写しの技術によってヨーロッパで初めて硬質磁器を発明したマイセンの磁器を模倣し大量生産することを目的に開窯されたのでした。
そして後にルイ15世や公妾ポンパドール夫人からの支援を受け、王立窯としてヴァンセンヌからパリとヴェルサイユの間に位置するセーブルへ移りました。
王の庇護下でセーブル焼として再出発した後は品質管理がなされ国家の富と権力の象徴として最高の技術力と品質をもって製作されるようになりました。
ポンパドール夫人亡き後はデゥ・バリー夫人に管理が引き継がれクラシック様式へと徐々に変化していきました。
1969年から硬質磁器が焼かれ始め1989年に王立磁器工場は国有化されることになり、今日の国立磁器工場に至ります。
セーブルの特徴
セーブル焼は鮮やかな色彩とロココ様式の装飾が特徴的です。
そして代表的な色といえばブルーです。
セーブルの歴史でもご紹介したように「ファットブルー」、「クラウテッドブルー」、「アガサブルー」の3つのブルーはセーブル焼独自の高い技術力によって生まれたブルーは言葉では言い表せない美しさがあります。
また、その生産数数の少なさも特徴的です。
現在でも国窯として王宮や公的なギフトに用いられるセーブル焼は年間を通してわずか6000ピース程しか生産されません。
全行程の職人を合わせてもわずか100人程度しかおらず、品質を落とさないことに注力しているため最高品質のものを作ることが最優先されています。
セーブル焼は1753年以降全ての製品に窯印と制作年の印が入っています。
限定品にはシリアルナンバーも明記されていますのでご確認ください。
全体の生産数が極めて少なく、中でも花瓶などは非常に希少なお品物です。
また、花瓶以外にもカップ&ソーサーやプレートなどの洋食器などもお買取強化中です。
常に高い需要のあるセーブル焼のお品物は高額でのお買取りが期待できます。
お問い合わせは電話・メール・LINEでお受けいたしております。
また、弊社では洋食器お他にも時計やお酒などと併せてのお買取りも致しております。
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