こちらは陶芸家・上出喜山の色絵金襴手本捻子瓢徳利です。
色絵の上に金彩色を施した金襴手によって彩色され、
精緻を極めた技が素晴らしい絢爛豪華な作品となっています。
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< 上出喜山の歴史 >
特に活躍したと言われているのが三代目・上出喜山と四代目・上出喜山ですがその歴史を辿ると天保13(1842)年にまで遡ります。
初代・上出喜山(本名:喜三郎)は天保13(1842)年に栄谷の農家に生まれます。
絵画を学び、分家し農家を継がないことを決意すると明治3(1870)年から陶画業を始めました。このことが上出の興りだといわれています。
初代・上出喜山の息子である、上出石太郎も父の跡を継ぎ二代目として活躍しました。
そして明治31(1898)年に生まれた石太郎の次男が、後に「上出喜山」の名を世に知らしめる存在となる三代目・上出喜山(本名:喜好)です。
三代目は10歳から叔父の三次郎から九谷焼の手ほどきを受け1916年に京焼の窯元である高橋道八窯に弟子入り修行を積んだ後は帰郷し父のもとで制作を始めます。
そして後に陶芸家として独立しフランス式の角窯を開窯。
第二十回日本伝統工芸展で出品作品が入選・宮内庁買い上げ翌年宮内庁皇室御用窯の指定を受けました。以降は国賓への贈答品の依頼を中心に制作するようになります。
そして大正11(1922)年に石太郎の次男として生まれたのが、名工と名高い四代目・上出喜山です。
加賀栄町に生まれ9才より父から陶芸を学び昭和48(1973)年に四代目・上出喜山を襲名した後、韓国へ渡り陶研究に励みます。
帰国後、父の築いた小紋様式を受け継ぎ技を磨き1974年に宮内庁皇室御用窯の指定を受け父同様に国賓への贈答用作品の制作を行っています。
< 上出喜山の作風 >
現代九谷作家の中での最も有名な上出喜山
三代目喜山の築いた小紋様式を鮮やかな色絵と金彩を施した華やかで優美な作品です。
この精緻な小紋様式の技術と絢爛豪華な作風で上出喜山の名は一躍有名になりました。
ろくろの名手である四代目は通常分業で行う九谷焼の工程をただ一人で作り上げる程の腕前を持っています。
国賓への贈答用として用いられているの納得の繊細で美しい作品です。
華やかな極彩色に繊細な金彩が美しい上出喜山の作品は大変人気のあるお品物の為、高額でのお買取りが期待できるお品物です。酒器以外にも飾り皿、花入、陶人形なども人気があります。
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