ただいま いわの美術 では菅沼金六の油彩画のお買取りに力を入れています。
電気技術者という異色の経歴を持ち、バレリーナを題材にした作品が高い評価を受けた菅沼金六の作品は現在も高い人気を誇っています。
菅沼金六の油彩画をお持ちではないでしょうか。もしご売却をご検討中でしたらぜひ一度、いわの美術へご連絡ください。
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洋画家・菅沼金六は1907年に東京に生まれました。
東京高等工業学校附属徒弟学校電気科を卒業後日本大学社会学科に進学します。その後は電気技師としてディスプレイ照明を手がけ、ディスプレイデザインやグラフィックデザインのスタジオを経営しました。
そして1933年にシカゴ万国博覧会の際、日本ブースの設計・施工を依頼されたためアメリカへ渡ります。
この依頼が大きなきっかけとなり、アメリカン・アカデミー・オブ・アートへ入学し絵画を本格的に学びました。
1936年に卒業し帰国後の1940年から一水会へ作品を出品するようになり1953年第9回日展に出品した「バレースタヂオにて」で初入選を果たし、以後日展を中心にバレリーナを題材にした作品を多く発表し活躍しました。
1957年には「白鳥の踊り子」で日展岡田賞を受賞、1960年からは一水会委員となります。
その後は講談社発行女性週刊誌「婦人倶楽部」の表紙を手掛け多くの人にその名が知られる存在となりました。
1960年に一水会常任委員を務め、さらなる活躍を期待されながらも1988年に死去しました。
菅沼金六は1955年頃からバレリーナを題材に作品を制作しており、明るい色調と写実的な表現で人気を誇っています。
初期は水彩画の作品を、アメリカ留学後からは印象派を思わせるような油彩画作品を発表しています。
多くの場合、菅沼のモデルは外国人女性で椅子に腰かけた自然なポーズをとっています。
バレリーナや着物を着た日本女性、ジーンズとTシャツを着たラフな格好の外国人女性と数多くの女性を描いた菅沼ですが、現在特に注目されているのが裸婦です。
菅沼の裸婦画は今回ご紹介している作品のように体の一部を衣服で覆われているか、モデルの座る椅子に衣服がかけられています。
ゆったりと構える女性達は優美な画風で格調高く描かれており、光による巧みな質感表現が特徴的です。
照明デザイナーらしく女性が最も美しく映える光と闇のコントラストが強調された色彩構成により、肌の滑らかさや豊かな髪の艶が生まれています。
菅沼金六の油彩画のお買取りについて
現在いわの美術では菅沼金六の油彩画のお買取りを強化致しております。
中でも裸婦画やバレリーナをモチーフにした作品は大変な人気を博しており、高額見積りの可能性の高いお品物です。
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