生産地 | リモージュ |
工房 | アビランド(Haviland) |
シリーズ | ティスル(Thistle) |
現在いわの美術では、フランスのリモージュ地方で生産される磁器の総称であるリモージュ焼(リモージュ磁器)のお買取りを強化致しております。
今回の記事では買取り強化中のリモージュ焼の高額査定のポイントやリモージュ焼きの歴史についてご紹介致します。ご売却をお考えでしたらぜひご参考ください。
洋食器は美術品としての評価もされますので、状態が重要なポイントです。
高額買取のお品物は傷、欠け、割れ、汚れ、修復跡などのない美品です。
残念ながら状態の悪いお品物はマイナス査定、場合によってはお買取りできないこともございますので、お手持ちのお品物の状態をご確認ください。
リモージュ焼を生産する製陶所は複数あり、それぞれに人気や知名度も異なります。
現在リモージュの洋食器ではアビランド(Haviland)、ロワイヤル・リモージュ(ROYALE LIMOGES)、ベルナルド(BERNARDAUD)の人気が高まっており、お買取りにも力を入れさせていただいております。
リモージュ焼は非常に人気のある焼物ですので、模造品も数多く存在します。
そんな模造品と正規のリモージュを区別するために、正規品には底面にフランス国家認定の商標が記されています。
また、箱、保証書、レシートなど購入時の付属品がそろっているとプラス査定になりますので、今はまだご売却をご検討されていない場合も付属品は大切に保管されることをお勧め致します。
リモージュ焼とは、フランスの中部の古都リモージュで生産される磁器の総称です。
その歴史は1771年まで遡り、この地域では磁器を作るための主原料であるカオリンの鉱脈が発見されて以来ヨーロッパ有数の時期の街として栄え、フランス王室御用達の陶磁器が多く生産されました。
フランス王家の認定を受けてからフランス陶磁器市場で確固たる地位を獲得し、1842年にニューヨークから訪れたダビド・アビランドによりアメリカへとその人気は広まったことをきっかけとしてリモージュ焼きは黄金期を迎えます。19世紀初頭に6軒しかなかった工房は30を越えるほど、この時期のリモージュには活気がありました。
そして1851年のロンドン万国博覧会で高い評価を得たリモージュ焼は世界でその名が知られるようになりました。
20世紀に入ってからはリモージュ焼きの特徴でもある「嵌め込み技術」が普及し、装飾技法は華やかさを増してゆき現在もリモージュ焼きはフランス磁器の中心といわれ広く親しまれています。
1.優美な白と華やかな絵付け
リモージュの特徴は「汚れなく純粋」と称えられた美しい白色と華やかな絵付けです。
このリモージュ焼の特徴である純白の磁肌と透明感は、リモージュ地方の上質なカオリンをふんだんに使い窯焚と施釉を繰り返し行った末、1400°という高温で焼くことで生まれます。
また、全ての工程は職人による手作業で行われており、一つとして同じものはありません。
高品質なリモージュ焼きは世界中にコレクターがおり、現在も高い人気を誇っておりますが、中でも人気のお品物がリモージュボックスです。
リモージュボックスは気品溢れる白磁とデザイン性の高い優美な絵付けでフランス王妃マリーアントワネットやポンパドール夫人らのコレクションでもありました。
2.複数の製陶所が存在する
リモージュ焼きは「リモージュ地方とその近辺で生産された磁器」を指すため、リモージュ焼きと称される焼物を製陶する製陶所(ブランド)が複数存在します。
人気の製陶所は「高額買取のポイント」でもご紹介したようにアビランド(Haviland)、ロワイヤル・リモージュ(ROYALE LIMOGES)、ベルナルド(BERNARDAUD)です。
3.食器以外にもブランデーボトルの生産もしている
レミーマルタン、ヘネシー、マーテル、カミュなどの大手ブランデーメーカーがブランデーボトルにリモージュ焼きを採用しています。
お買取りの際は、ブランデーの査定+リモージュボトルの査定となりますので高額でのお買取りが期待できます。
おわりに
骨董品・美術品のご売却をお考えでしたらいわの美術へご連絡下さい!