作家名 |
松久宗琳 |
作品名 | 白衣観音像 |
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松久宗琳 Sourin Matsuhisa
松久宗琳は、1926年に仏師・松久朋琳の長男として京都市に生まれました。
小学校を卒業した後、仏師彩色師・八木秀蔵に師事する傍ら日本画など仏絵師を志し造形感覚を養うも、病のため父のもとへ帰り1941年15歳のときに本格的に仏師となることを決意します。
このときから京都や奈良の仏像研究を開始し、戦後は木彫家の佐藤玄々に師事した後、陶芸家・河合寛次郎のもとにも通い芸術概念をはじめ多大な影響を受けました。
1950年に父・朋琳と共に愛媛県出石寺の仁王像を制作し、仏師・運慶が始めた技法であり鎌倉時代以降途絶えていた「賽割法」を復活させました。
そして1961年に宗琳を名乗るようになり、翌年からは「京都仏像彫刻研究所」(現・松久宗琳佛所)を設立し工房による仏像制作を開始しました。
その後、大阪四天王寺の丈六仏、延暦寺東塔の五智如来像、成田山新勝寺の五大明王像など歴史に残る名だたる彫像仏の制作を手がけ奉納した松久宗琳は、1976年に四天王寺大仏師の号を、1982年は成田山大仏師を賜っています。
松久宗琳と朋琳によって一般向けの芸術院を京都に設立や教本の出版など、仏像制作の普及に努めた功績は大きく現在も松久宗琳の名は広く知られています。
松久宗琳は数多くの仏像作品を残していますが、中でも観音像を好んで制作していました。
宗琳の作品は古典的様式を守った優雅で繊細な仏様を彫ることで知られています。
天平期の仏像を愛し、鎌倉期の仏師・快慶を尊敬していた宗琳の仏様は、仏教彫刻史の伝統を踏襲した写実的で優美な姿が特徴的です。
おわりに
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