作家名 |
田能村直外 |
種類 |
掛け軸 |
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田能村直入 Chokunyu tanomura
1907年に生まれた田能村直入は明治の南画界の重鎮であり、日本最後期の文人画家として知られています。
6歳のときに書を習い、7歳のときには岡本梅雪に狩野派の画法を習った直入は、9歳のときに田能村竹田の画塾に入門し、その才能を見出された直入は養継子として迎えられました。
号を小虎とし、後に直入と称しています。(別号:徳懋・竹翁・酔茗)
幼少の頃からその才能が高く評価されいた直入は、後に南画界を牽引する存在へと成長してゆきました。
画の他にも儒学、茶道、香道、剣術など高い教養を身に着けた直入は、27歳で大阪の堺へと移り「詩社咬菜吟社」を開きました。直入の画塾は大変な人気を誇り、300人以上の門弟が集ったといいます。
1868年に京都へ移り、画学校の設立の構想を立て始めます。そして1880年に現在の京都市立芸術学校の前身である京都府画学校設立に携わり初代校長を就任しました。
そして校長の座を退いた後は1896年に鉄斎らと南宋画協会を開校し、後進の指導に尽力しました。その後は住職就任、書画会、書物宝物展の開催や茶席を設けたりと様々な活動を続け、文化的功労を重ねた田能村直入はその作品も高い評価を受け続けています。
素晴らしい作品の数々を生み出し、95歳でその生涯を閉じるまで精力的な活動を展開し続けた田能村直入の南画壇へ与えた影響ははかり知れません。幕末から明治にかけて活躍した田能村直入は南画壇の発展に大きく寄与しており、現在も高く評価されてる画家です。
田能村直入の描くモチーフは、人物、鳥獣、動物、草花など多岐に渡ります。
中でも南画山水に秀作が多く残っており、人気の高いモチーフです。
画に漢詩が添えられた詩画軸も多く存在します。
作品は力強く、大胆でありながら繊細な描写が特徴的です。
中でも1847年に制作された田能村直入代の表的な作品「花鳥図」では黒が効果的に使われており、画面全体を覆うように伸びた枝葉は見る者を圧倒するような生命力にあふれています。
おわりに
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