ダン・パルトゥシュについて

ダン・パルトゥシュは1933年にアルジェリアで10人兄弟の三番目に生まれました。

父はジュエリー製造と金細工を専門とするアーティストで、その仕事ぶりを見て育ったダンは豊かな感性を育み、小学校では寓話の幻想的な絵を描き注目を集めました。

幼少期から自然への関心が高く、自然とのふれあいの中で美的センスや色彩感覚を身に着けました。中学校では劇場のデザインや装飾などを手掛けるなど表現することへの強い関心を示し、18歳でイスラエルに移住した際に絵を描き始め26歳の時にアヴニというアートとデザインの研究所で絵画の勉強をします。

さらに30歳の時にイスラエル文化省から芸術奨学金を受けロンドンのサン・マルタン協会でシルクスクリーンや絵画などを専門的に学びました。1966年からドイツの美術学校で絵を教え、1975年にフランス画家展で銀賞を受賞します。

さらに1976年にはローマ・セブンヒル賞を受賞するなど画家として確固たる地位を確立しました。

1980年代初頭はパリに住みパステル画と出会ったことで優しく繊細な作風へと変化していきます。

静物画、主に花をモチーフにすることを好み抽象的に描き上げたパルトゥシュのパステル画は優しく柔らかな作風で見るものの心を落ち着かせます。

魅力的なパルトゥシュの絵画は世界中で評価されていますが、特に日本で人気が高いためいわの美術ではお買取りに力を入れています。

ご処分をお考えのお品物がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。