美術館レポート:横須賀美術館「モダンアート再訪ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」【2018年買取・新着情報】

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新着情報

美術館レポート:横須賀美術館「モダンアート再訪ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」

2018.9.15

美術館レポート:横須賀美術館に行ってきました!



今回は横須賀美術館で開催されている

「モダンアート再訪 ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」

を見に行ってきましたので概要や見どころなどまとめてご紹介致します!




 開催概要  

 

 

企画展名

 モダンアート再訪

ーダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展ー

会場 横須賀美術館 
アクセス 京浜急行線 馬堀海岸駅1番乗り場から京急バス「観音崎」行(約10分)、徒歩約2分
会期 2018年9月15日(土)~11月4日(日)
休館日

10月1日(月)

開館時間 午前9時30分~午後5時30分毎週金・土曜日:午前9時30分~午後9時※入館は閉館の30分前まで
観覧料

一般:900(720)円、高校・大学生・65歳以上:700(560)円

中学生以下無料※()内は20名以上の団体料金  

※市内在住または在学の高校生は無料  
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料 
※前売り券は美術館受付、横須賀芸術劇場チケットセンターでお求めになれます。

鑑賞時間 1時間~2時間 
混雑度

やや混雑

公式HP

http://www.yokosuka-moa.jp/

 

 

 

 

 みどころ




… 福岡市美術館の優れた近現代美術コレクション …



 


現在大規模リニューアル工事中の福岡市美術館は

20世紀を代表する近現代美術作品を始め

国宝や重要文化財などを含む古美術品の収集に努めています。

 

 

なんと、同館は市立美術館では驚きの1万6千点を収蔵しており

全国でも有数のコレクション規模を誇ります。

 

 

 

三岸好太郎 『海と射光』 

 

 

 

 

そんな福岡市美術館からダリやシャガール、ウォーホールの他

草間彌生や藤田嗣治など20世紀美術を語る上で欠かせない

 

世界的巨匠の作品を通して「身体」と「イメージ」をテーマに

近現代美術の変遷を辿るコレクション展が実現しました。

 

 

 

本展は鳥取、埼玉、広島、神奈川の4都市で開催されており

横須賀美術館で最後の展示を迎えます。

 





1.20世紀アートシーンを代表する豪華メンバーが勢ぞろい


 

日本でも有数の20世紀近現代美術作品を所蔵する

福岡市美術館のコレクションから

 

 

ダリ、藤田嗣治、シャガール、草間彌生ら

近現代美術を代表する巨匠達の珠玉の名品67点が

横須賀美術館へやってきました!

 

 

 

 

・・・… 目玉作品 …・・・

 

サルバドール・ダリ《ポルト・リガトの聖母》1950年

ジョアン・ミロ《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》1945年

藤田嗣治《仰臥裸婦》1931年

アンディ・ウォーホル《エルヴィス》1963年

草間彌生《夏》1985年

三岸好太郎《海と斜光》1934年

 

・・・… ・・・・ …・・・

 

 

 

 

本展時の魅力はなんといっても国立美術館レベルでないと

なかなかお目にかかれないような豪華メンバーにあります!

 

 

 

上記紹介作家の他に

日本の近現代美術を支えた重要な作家の作品が展示されています。

 

 

 

サルバドール・ダリ《ポルト・リガトの聖母》1950年

 

 

ダリの大作《ポルト・リガドの聖母》には

人だかりができる程の人気があり、私もしばらく見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

2.「身体」と「イメージ」からモダンアートの流れを辿る

 

 

 


古代から人間の身体は芸術家にとって重要なモチーフでした。

 

 

 

本展では美術史の大きな転換点である

近代以降に注目した作品構成がされています。

 

伝統的に受け継がれていた理想的な身体や写実性などから離れ

作家それぞれのイメージによる身体表現へと移りました。

 

 

 

近現代美術様式では輪郭を崩し記号化・抽象化された身体や

非現実的な空間構成などが特徴的です。

 

 

 

藤田嗣治《仰臥裸婦》1931年


 

 

 

重要な2つのキーワード「身体」と「イメージ」をテーマに

20世紀の多様な近現代美術様式の変遷を以下5章構成の展示で紹介しています。

 

 

 

 

・・・… 構成 …・・・

 

第1章:夢の中のからだ

第2章:不穏な身体

第3章:身体と物質 ー九州派・具体・アンフォルメル

第4章:転用されるイメージ ーポップ・アートとその周辺

第5章:イメージの消失 ー抽象と事物

 

・・・… ・・ …・・・

 

 

 

第一章で展開される

藤田嗣治の「乳白色の肌」と評されたとろけるような滑らかな裸体表現や

ジョアン・ミロの幾何学的記号と子どものような純粋な表現は

それまでの伝統的な美術様式から離れた新しい展開を感じせます。

 




ジョアン・ミロ《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》

 

 

 

 

シュルレリアリスムの作家たちを中心に1作家1作品ほどのボリュームで

各時代の多様な展開を珠玉の名品67点から振り返ります。

 

 

 

 

 

3.前衛美術家集団「九州派」の作品が関東に集結!

 

 

戦後日本で行われた「具体美術協会」や福岡を中心として

「反東京」の前衛運動を行った「九州派」は日本の美術シーンに大きな影響を与えました。

 

 

 

九州派は「生活者の視点」という理念に基づき

表現活動を行い九州派のリーダー的存在であった桜井孝身の作品は

アスファルトに釘や金網など身近な素材で制作されています。

 

 

 

他にも九州派として活躍した

山内重太郎の作品にガソリンを撒き、火を放った《作品5》など

 

 

東京中心の価値観に反旗を翻した前衛集団「九州派」の

見るものを圧倒する福岡市美術館ならではの作品群を

 

関東でまとめて見ることのできる貴重な機会です。

 

 

 


4.おまけ

 

 

私が訪れた際に同時開催されていた

特集:中園孔ニ展「外縁―見てみたかった景色」も併せてご紹介致します。

 

 

 

  
 
25歳という若さでこの世を去った早世の天才画家 中園孔二
横浜生まれでアトリエ兼倉庫のある横須賀に頻繁に訪れていた
横須賀ゆかりの画家として紹介されています。
 
 
 
 

本展は短くも濃密なアーティスト生活から生まれた

遺作500点の中から厳選された中園の初の個展です。

 

 



中園孔二について…


  



東京藝術大学在学中からその名が知られており

「アートアワードトーキョー丸の内2012」に選出

小山登美夫賞とオーディエンス賞を受賞するなど

今後の展開が注目されていた若手アーティストでした。





しかし、2015年のときに高松の海へ

泳ぎに出たきり戻らず25歳の若さで亡くなります。







「出来上がる表面はバラバラに見えますが、すべて自分の見てみたかった景色です」





生前、中園がこのように語ったように


毒々しささえ感じる鮮やかな色彩と

子どものような純粋さをもつ唯一無二の世界観をもち

様々な姿の作品が見るものを楽しませます。





   






また、本展時に合わせて画集が刊行されています。

中園の作品が気になる方は204点掲載されていますので

ぜひ合わせてご覧ください。






 

 
期間:2018年7月14日(土)~9月30日(日)
休館日:8月6日(月)、9月3日(月)
※中園孔二展に限り写真撮影可能です。
 
 




 おわりに 





















近現代の巨匠作品が多く展示されていることもあってか

平日のお昼前に来館してもやや混雑しているような印象を受けました。



土日ですとさらに混雑が予想されますので

開館すぐ、もしくは閉館間際に訪問されることをおすすめいたします。








また現在「モダンアート再訪」に際して

併設されているレストラン「アクアマーレ」ではランチタイム限定メニューのモンブランが販売されています。



会期中のみの限定メニューになりますので是非ご賞味ください!




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