作家名:上田耕造
作品名:バレエ
技法:クロッキー
大きさ:640*460
■ 作品紹介
横浜と横須賀に店舗を構える弊社ですので、地元ゆかりの画家の作品の買取依頼を頻繁にいただきます。
今回もそんな依頼のうちの一つ、30年以上も人体を追究しつづけてきた画家集団アトリエ21の上田耕造のクロッキー作品です。
アトリエ21は東京藝術大学の同期である岡田高弘、広田稔と上田耕造の3人共同アトリエとして横浜(関内)に開設されました。
上田は世界各地を旅していく中で生まれた新たな価値観や、心象風景などを描く画家として知られています。東京藝大在学中からその実力の高さが注目されており、卒業後は天井画や大壁画など華やかに空間を彩る大型作品を多く手がけました。現在はアトリエ21で美術講師としても活躍しており、クロッキーを重視しています。クロッキーとはスケッチとも言われ、鉛筆やコンテなどで短時間のうちに対象を素描することです。瞬時に対象を捉え素描するクロッキーはデッサン力の基礎となり、絵を描く為に必要な能力です。作家のアイディアを描きとめるメモのような役割や、基礎練習、完成品までの習作として捉えられがちですが、余分な情報をそぎ落とし、必要な部分だけを残して構成する高い観察力とデッサン力からアトリエ21のクロッキーは作品として成り立ち、市場でも高い人気を誇ります。
ご売却をお考えのお品物がございましたらぜひ一度
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■ 上田耕造の略歴
上田耕造は福岡で1959年に生まれ、東京芸術大学美術学部絵画科の油彩画を専攻し優秀な成績で卒業した後、同校大学院へ進み博士課程を終了しています。在学中から高く評価されていた上田は、卒業後は天上画や壁画など大規模な仕事を次々とこなす一方、大手百貨店などで多数の個展を開き名声を高めていきました。また、旺盛な創作活動を展開する傍ら美術系予備校、児童教室、高等学校講師を経て、NHK文化センターほか専門学校、大学にて教鞭を執り、1999年に東京藝術大学時代に出会った岡田高弘、広田稔と3人共同アトリエとして横浜(関内)に開設されました。アトリエ21では初心者向けにスケッチや水彩の教室を開くなど、指導者として広く活躍しています。高いデッサン力に裏付けられた無駄のない描線や、油絵や水彩画であってもどこか日本画のような印象を受ける色彩や作風が印象的な作家です。現在も神奈川県横浜市を拠点に活動を展開しています。1959年 福岡県生まれ
1983年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒 安宅賞、大橋賞受賞
1985年 東京芸術大学大学院修士課程終了(羽生研究室)
1988年 東京芸術大学大学院後期博士課程修了(田口研究室)
1992年 壁画制作(葛飾シンフォニーヒルズ別館)
1993年 JR美しき日本展1995年 蓮華寺 本堂天井画制作1996年 ドーム天井画制作(世界のガラス美術館)
1999年 岡山県苫田郡富山村総合福祉センター壁画、ATELIER21開設(横浜)2009年 イチバン親切な水彩画の教科書/新星出版社2014年 イチバン親切な油絵の教科書/新星出版社2015年 個展(仲通りギャラリー)無所属東京藝術大学美術解剖学会会員■ お買取りについて
≪ 上田耕造の作品の高評価ポイント ≫
- ・油絵や水彩などの肉筆画
- ・直筆のサイン
- ・全ての作品共通:状態
只今、いわの美術では上田耕造の作品のお買取りに力を入れています!
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