写真のお品物は、以前に、いわの美術でお買取り致しました作品です。
アニメ、ゲーム、音楽、映画などを総称するエンターテイメントは、
その時代と共に人々に愛され、常に変化を遂げ、進化し続けてきました。
画家として、またイラストレーターとして活躍している、
天野喜孝氏の紹介を今回はしてみたいと思います。
1952年、静岡生まれ。
14歳の夏休みに友人とアニメ制作会社『竜の子プロダクション』へ見学へ行った際に、
自分が描いた絵を見せたところ、採用が決定してしまい、翌年15歳で同社に入社します。
動画や原画の部署を経て、18歳の頃には作画監督として、キャラクターデザインを兼務
していました。
世代によって分かれるかもしれませんが、
ファイナルファンタジーシリーズ(スクエアエニックス)のキャラクターデザインは、
有名で、日本だけでなく世界的にも知名度があり、作品展を催した際には、作品のファン
だけでなく、キャラクターになりきったコスプレイヤー達も会場に足を運び撮影をする程
の盛況ぶりだったようです。
そんなゲームキャラクター達が誕生するほんの少し前に時代をさかのぼります。
『タツノコプロ』と聞くと『タイムボカンシリーズ』などが頭をよぎる方もいるのではない
でしょうか?
実はこのキャラクターを手掛けたのも、天野喜孝氏です。
ゲームのイメージキャラクターは、どちらかというと、憂い・背徳感があり、
善悪がはっきりとしたビジュアルが多めですが、
タイムボカンシリーズのキャラクター達は、悪人でもどこか憎めず主役級に人気のある物が
多いのも魅力です。
数々の名作品を生み出している天野喜孝氏は以前、インタビューで、
”絵の世界に入ろうなんて全然考えたことなかった。ただ好きで紙の上に描いていただけ”
私たちが接する世界では、映像や印刷物を介していることが多いですが、
その原点には、筆やペン、鉛筆や絵の具を使って紙に直接描いた作品が沢山あります。
現在も、精巧な手作業で数々の作品を生み出し続けています。
いわの美術では天野喜孝作品のお買取りを強化しています。
コレクションの処分や、お引越しなどで売却を
お考えの作品をお持ちではないでしょうか?
今回お買取りした『JAPAN/黒』は、
元箱、作品保証書も付属しており、お品の状態も
非常に良かったので高価買取となりました。
いわの美術では絵画の買取り経験が豊富であり、
お客様の大切なお品を1点1点丁寧に査定させていただきます。
無料査定はWEB又はLINEで写真を送ることができ、お手軽にご利用が可能です。
ご売却はお客様のご納得の場合のみ行っておりますので、安心してご利用下さいませ。
スタッフ一同ご連絡を心よりお待ち致しております!