十四代酒井田柿右衛門の作品買取強化しております【2021年買取・新着情報】

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新着情報

十四代酒井田柿右衛門の作品買取強化しております

2021.6.2

十四代酒井田柿右衛門

1934年、佐賀県有田町に十三代酒井田柿右衛門の息子として生まれた十四代酒井田柿右衛門は、酒井田家の作陶を幼い頃から見て育ちました。

その後、高校生の時は祖父に美術部を進められ入部し、高校卒業後は絵付けの基礎を学ぶため多摩美術大学で日本画を学びます。

大学を卒業後は父親の十三代酒井田柿右衛門に弟子入りし、父と祖父が蘇らせた濁手の技術も学び、37歳で日本工芸会の会員となりました。

以降十年近く個展や公募展などに数多くの作品を出品し、酒井田家の伝統を世間に広めてゆきます。

十四代酒井田柿右衛門が48歳の時に父親が死去、それと同時に十四代目を継ぐ事となり、今まで以上作陶に力を注いでいくのです。

十四代目を継いだ翌年はアメリカへ渡り、サンフランシスコで行われた日本の文化を海外に紹介する「クロース・アップ・オブ・ジャパン」に参加し自身の作品を出品したところ名誉市民号を贈られるなど、日本のみならず海外でも十四代酒井田柿右衛門の活躍を広めることに成功しました。

その結果、これまでの功績が称えられ、1998年に外務大臣表彰・1999年に文部大臣表彰を受賞、2001年には色絵磁器で人間国宝に認定されます。

その後、大学で後世の育成に励み、地元佐賀県で活躍しているサッカーチーム、サガン鳥栖のデザインアドバイザーに就任しました。

2005年には旭日中綬章を受賞しますが、3年後癌が見つかってしまいます。

それでも治療を行い癌と戦いながら活動を続けてきましたが、10年後の2013年に体調が悪化し、入院から一ヶ月で亡くなってしまいました。



十四代酒井田柿右衛門 作品買取について


十四代酒井田柿右衛門は、父と祖父の教えと酒井田家の伝統を守りながらも、現代生活に調和した作品を数多く作陶しました。

その中でも、父と祖父から受け継いだ濁手を使った作品は、現在でも高評価を得ています。

濁手とは、1670年柿右衛門家に代々伝わる製法として完成しましたが、1700年代頃に衰退、その後十二代酒井田柿右衛門と十三代酒井田柿右衛門が1953年に復興させたものです。

純白ですが暖かみのある柔らかい素地が特徴で、この素地に赤絵などをのせると、とても色鮮やかな作品が出来上がります。

十四代酒井田柿右衛門の作品買取では、作品の出来、共箱・共布など付属品の有り無しが重要となり、共箱がないお品物ですと通常の査定より下がってしまいます。

お家で飾られていたお品物ですと作品だけ飾るので、箱は処分されている方が多くいらっしゃいます。

十四代酒井田柿右衛門の作品に限らずですが、箱は作品の保証書代わりとなりますので、大切に保管される事をオススメ致します。



弊社いわの美術では、十四代酒井田柿右衛門の作品をお買取り強化しております。

コレクションされていたお品物や、遺品整理で出てきた十四代酒井田柿右衛門の作品がございましたら、是非いわの美術にお譲り下さい。

また、十四代酒井田柿右衛門以外にも、初代・十二代・十三代の作品も高価買取が期待出来ます。


高価買取が可能なお品物

李朝・清・元・明・宋など中国の古い陶器・景徳鎮・三輪休雪・鈴木藏・蔡暁芳

楽吉左衛門・佐々木二六・初期伊万里・古九谷・宮川香山などなど


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