ブランド品の買取もしているいわの美術では、イタリアンマッケイシューズの名門TANINO CRISCI(タニノ・クリスチー)の買取も行っています。
今でこそ数々のイタリアンシューズブランドが日本でも展開されていますが、タニノ・クリスチーの靴は、日本に上陸する以前から、他のイタリアンシューズブランドとは一線を画した別格の存在で、そのイタリアらしい繊細で優美なスタイルと履き心地のよさが大変魅力的なブランドでした。
タニノ・クリスチーの創業は1876年、ヨーロッパに近代的な製靴法が普及してほどない時期にミラノにて、靴作りの名人と呼ばれたタニノ・クリスチーにより、貴族向けの乗馬ブーツなどを製作する小さなブティックとして創業されました。
タニノ・クリスチーのシンボルマークの乗馬の絵は、創業時の店の看板であり、タニノ・クリスチーの靴のヒール部分などにも、このシンボルマークの乗馬の絵がさりげなく刻まれています。
ミラノの貴族を顧客にした靴づくりがルーツとなっているタニノ・クリスチーは、その後、生産工場を設立し、ミラノに直営店もオープンするなど事業を拡大し、1日120足、年間で25000足の靴を生産した時代もありました。1980年代以降は、さらにバッグ、財布、ベルトなども手掛け、幅広いラインナップを展開していました。
日本にも銀座直営店の他、多くの百貨店、ユナイテッドアローズなどのセレクトショップなどで展開し、靴にこだわりのある人々から絶大なる人気を有していました。
イタリアの最高峰シューメーカータニノ・クリスチーは「良い靴は足を入れただけでわかる」をポリシーとして、世界中の人々から憧れの存在でしたが、惜しまれながら、2012年に廃業となってしまいました。
したがって、現在は新品のタニノ・クリスチーを手にいれるのは、困難な状況にあります。
いわの美術では、タニノ・クリスチーの買取を致しております。高いお金を出してタニノ・クリスチーの靴を買ったけれど、クローゼットに入れっぱなしであったり、サイズがあわずにしまったままになっているタニノ・クリスチーのブーツなどの靴がございましたら、いわの美術がお買取致しますので、是非ご連絡ください。
創業時から「靴の履き心地の良さ」に徹底的にこだわり続けたタニノ・クリスチーは、廃業となった今でも、一度買えば30年は持つといわれただけある名門ブランドとして、中古市場でも非常に人気が高いブランドです。
タニノ・クリスチーはイタリアンマッケイシューズともいわれました。マッケイ製法とは、靴底の縁まわりに出ているソールエッジがなく、中底に縫い糸が見えるというシンプルな構造です。靴の返りがよく、軽さがあり、足によくフィットする製法で、イタリアの靴ブランドで採用されていることが多い製法です。
タニノ・クリスチーは、そのマッケイ製法をベースとして、つま先の形状、アッパー、縫い目、踏みつけ部分、踏まずアーチなど厳密に設計されています。一部工程が機械化されましたが、多くは職人のハンドメイドで行われ、その外見的な美しさはもちろん、素晴らしい履き心地は一度履いたら他の靴ははけないとも評されました。
もったいなくて一度もはいていないタニノ・クリスチーの靴や、似合わなくて数回履いたままになっているタニノ・クリスチーの靴がございましたら、いわの美術が買取致しますので、一度お電話又はメールにてご連絡ください。いわの美術では、メンズ、レディース問わずタニノ・クリスチーの買取実績を多く有しており、バッグなどの買取も致しております。