タリズマニック(Talismanic) の意味『守護的力である』からなるタリズマニックアートとは、所持すると運気を上げるとされるスピリチュアルな作品のことです。
若尾和呂(わかおわろ)の絵画は「幸福を呼ぶ絵」の愛称でも親しまれ、タリズマニックパワーがみなぎる作品に安らぎと幸福を感じる方も多く存在します。
若尾和呂はインド滞在中に霊的な体験をしたことをきっかけに、タリズマニックアートに目覚めました。
以後インドで個展を開催、またインド政府が若尾和呂の作品を購入するなど、インドと深い関わりを持ち続けることとなります。
若尾和呂の独特の技法『膜面描法』は写真のフィルムの感光部のように人物が白く描かれ、作品は神秘的な女性像、特に横顔が多く描かれました。
若尾和呂の作品は心霊哲学研究家の朝倉三心の解説付の物も多数見られます。
神秘的な現象の研究をしていた朝倉三心は、若尾和呂の絵に出会った瞬間に衝撃を受け調査をすると、絵を飾っている多数の所有者にタリズマン現象が起きていることが判明しました。
不運や災難から身を守り、幸福を呼び寄せる神秘的な力があるとして様々な体験談が存在するようです。
若尾和呂の絵は特定の宗教や学派と関わりがないので、広い層の人々に受け入れられられることができることでも人気です。
タリズマニックアートのファンにとどまらず、美しく穏やかで神秘的な若尾和呂の絵はアートとしても高い評価を得ています。
国立近代美術館での招待出展、朝日新聞紙上創作展『おんなシリーズ』、NHK『魅惑のファンタジー』装画、芸術新潮の表紙など広く活躍しました。
残念ながら1993年に逝去されましたが、若尾和呂の作品は現在でも日本のタリズマニックアートの第一人者として高い人気を保ち続けています。
油彩画は乾燥などにより絵具のワレや剥がれなどが起こりやすいです。
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