衣替えやご家庭の衣類の整理をされると、どうしても整理の難しいブランド衣類が出てくることかと存じます。
いわの美術ではブランド衣類のお買取りもさせて頂いておりますので、ご売却や整理にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
毛皮製品は動物の皮に存在する不必要なたんぱく質や脂肪を除去、薬品で処理することで耐久性・柔軟性をもたせ、衣類として扱いやすくしております。
他の天然繊維に比べて熱や光、かびや害虫に弱い点がございますが保温性や吸湿性、通気性に優れているのが主な特徴です。
毛皮は主に寒冷地域に住む人々が防寒用として古くから愛用して来ましたが、封建時代のヨーロッパでは貴金属類と同様に財宝として扱われてきました。
位によって着ることの許可される毛皮が分類されていたこともあり様々な動物の毛皮の輸出入が盛んに行われました。
しかし、毛皮採取により様々な種類の動物が絶滅寸前まで陥ったほどであるため、20世紀半ば以降は毛皮の採取が減少していった事から現在でも稀少性の高い毛皮製品が多数ございます。
今回ご紹介させて頂いておりますレオパードキャットの毛皮はベンガルヤマネコというアジア圏で最も広範囲に生息している猫のものを素材としております。
日本にはイリオモテヤマネコという種類のベンガルヤマネコ属に分類される猫が生息しておりますが、こちらは国の特別天然記念物に指定されております。
先述した通り毛皮製品は様々な要因から傷みやすい製品であるため、日ごろから扱い方やお手入れに注意が必要になります。以下のようにして皮製衣類の傷みを防ぎましょう!
・日当たりのないところでかつ風通しの良いところに保管する。
・パタパタと軽く叩いてホコリを落とす。
・毛並みを揃えるために毛皮を振る。或いはブラッシングをして整える。
・雨や雪でどうしても濡れてしまった場合は軽く振って水を切った後、乾燥したタオルで丁寧に拭き上げゆっくりと日陰で自然乾燥させる。
また、皮に至るまで濡らしてしまった際はなめしが戻ってしまい、硬化の恐れがあるため早い段階で購入店やクリーニング店に相談することをおすすめします。
以前にいわの美術でお買取りさせて頂いたエンバ(EMBA)は1947年に日本で発祥し、毛皮と言えばエンバと言われる程有名な毛皮ブランドでした。
しかし、バブル崩壊後は毛皮の需要も急速に減り一時は倒産まで追い込まれましたが、現在国内で5店舗展開し、催事などにも出店しました。
現在のエンバがあるのは、バブル期のファンの支えもありますが、何より品質の高さがファンを離さない秘訣になっています。
エンバの毛皮は、肌触りがよく柔らかいミンクをメインに使用し、高級感を漂う毛皮作りを行っています。
また、実際の動物の毛並みや柄を意識して、人が羽織った際に不自然さがなくなるように斑点の大きさや配置がなされているのも特徴です。
今回お買取りしたエンバの毛皮の裏生地には、花柄の裁縫が施されているなど、毛皮部分だけではなく細部に渡って拘りを感じさせるお品物となっています。
エンバは素材以外でも、日本人の体系に合うよう丈やウエストを小さめに作っている所も人気の1つだと言えます。
アルティコ(artico)、バルマン(BALMAIN)、ブリオーニ(Brioni)、エンバ(EMBA)、フェンディ(Fendi)、ミラ・ショーン(Mila Schon)、プラダ(PRADA)、サガ(SAGA)など
上記ブランド以外であっても作成された職人や他ブランド製品、毛皮の種類によってはお買取り可能な製品も多数ございます。
まずはお問い合わせにてご相談頂けますと幸いです。
また、弊社では毛皮以外にもブランド品の時計やアクセサリーなども多数お買取りしております。
お問い合わせの際は製品のお写真を頂けますとスムーズに査定のご案内ができますので、こちらも是非ご利用下さい。
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