船木研兒のスリップウェア梟絵大鉢をお買取りいたします。【2018年買取・新着情報】

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新着情報

船木研兒のスリップウェア梟絵大鉢をお買取りいたします。

2018.3.9

船木研兒のスリップウェア梟絵大鉢をお買取りいたします。

 


写真のお品物は以前いわの美術でお買取りしました、船木研兒の梟絵大鉢です。

船木(または舩木)研兒は、島根県に170年続く布志名焼の窯元に生まれました。

長い歴史のなかで時代に合わせて様々な焼き物を作ってきた舩木窯の、個人作家に転じて2代目の作品は、20世紀の民藝運動の命脈を経て独自の表現を追求しています。



舩木窯について

江戸中期に舩木与次兵衛村政が布志名(ふじな)に移住し、その3人の子供が其々窯元となり布志名焼の起源となりました。

布志名の地がある島根県松江市は、松江藩の庇護を受けて大名茶人の松平治郷の茶器を焼くなどした御用窯が数軒あり、そのうちの一家が1845年に分家して開窯したのが現在の舩木窯にあたります。

当時、流通の中心は海上輸送であり、船木窯がある宍道湖の入江の船着き場から布志名焼も全国へ向けて出荷され、当時は北前船向けの雑器を主に生産していました。

直系で続く舩木窯は、島根の窯のなかで最も古いとされ、藩の庇護を失った御用窯が衰退すると舩木窯を筆頭とする民窯の勢いが増し、周辺の窯の指揮を執る立場となります。

 明治から大正にかけては博覧会への出品や陶器の輸出に力を入れ、海外の博覧会には純和風で細工のあるものなど西洋人に喜ばれるものを意識しました。

輸出陶器は、逆に西洋風をよく研究したもので、アメリカのルックウッド社と釉薬の技術を競いながら早くから欧米へ進出し、地元の釉薬でフランスの高級陶器であるリモージュの風合いを再現すべく研究を重ね、廉価版リモージュのような地位を獲得しアメリカとドイツに多く輸出していました。

 舩木研兒の父にあたる舩木家4代目の舩木道忠は、若いころ西洋画家の夢を見て美術学校に進学するものの、輸出陶器事業が不調となった実家を助けるべく中退します。

陶芸で新しい道を開き、島根県産の来待石から作る来待釉の新しい配合を考案し、美しい黄釉を完成させました。

この黄釉を用いた焼きものは現在も人気が高く、この発明により舩木道忠は1962年に島根県無形文化財指定保持者に認定されています。

舩木道忠は大原孫三郎と出会うと個人作家の道を選び、のちに柳宗悦や濱田庄司、河井寛次郎らと親交をもちました。


黄釉がイギリスのガレナ釉に似ていることなどから関心を寄せた陶芸家バーナード・リーチが船木窯を訪れ、バーナード・リーチの息子デビッド・リーチと5代目の舩木研兒の二代にわたる交流も始まります。


舩木研兒について 

舩木研兒は1927年に生まれ、父道忠の仕事を見て育ち、濱田庄司に師事して陶芸を学んだのち舩木家当主を継ぎました。

1950年に日本民藝館賞を受賞し、1967年に渡英するとバーナード・リーチ、デビッド・リーチ親子の窯で研鑽して、イギリスに17,18世紀から続くスリップウェアの技法を習得します。

スリップウェアは古代から広範な地域で製作された歴史のある古い技法の陶器で、近世では17,18世紀イギリスで一時流行するもののその後はより先進的技法の普及で廃れていました。

バーナード・リーチと富本憲吉が東京の丸善書店で購入した英国の古い陶器に関する書籍のなかでスリップウェアを発見し、リーチと濱田庄司が残存する陶器の蒐集を経てスリップウェアの製作技法の再構築に成功しました。

泥漿状の化粧土に文様をつけて焼成し、近年ではさらに釉薬を重ねて本焼成しており、深みのある色合いと厚みのある独特の質感で存在感を放つ器となります。



から陶芸名家の次期当主として邁進した舩木研兒は、不幸にも43歳で脳出血に倒れ、再起してからも右手の不自由に苛まれます。しかし持ち前の情熱は衰えず、絵付けを左手で行いながら後進の職人の育成にも励み、長く愛用される器たちを晩年まで制作し続けました。

得意としたのが写真のお品のような大皿とハンドル付のピッチャーで、舩木研兒の作品はイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館などにもコレクションされています。

舩木研兒の作品は、黄・緑・茶の厚みのある布志名焼が多く、写真のお品もののように絵付けをしたものも見られます。

釉薬のけしきなど焼き物ならではの技と形の美しさに魅了されたファンが多く、2015年に逝去されてからは遺作の展覧会などが相次いで開催されました。


船木研兒の布志名焼作品をお買取りいたします。

舩木研兒の作品は、丸型の大皿と、独特の深みのある黄釉を用いたものが特に人気が高く、中古市場でも高値でお取引がみられます。

写真のお品物では状態もよく、直筆の銘のはいった共箱もあったため、高評価でのお買取りとなりました。

絵付きの大皿のほか、手付壺、ピッチャーなども人気のお品となっています。


いわの美術では骨董品・美術品を中心に幅広くお買取りしております。ご実家やご自宅、蔵や倉庫のお片付け、遺品整理などでご売却をお考えの舩木研兒作品がございましたら、いわの美術へお任せくださいませ。専門の査定員が拝見し、市場を鑑みた最高値でお買取りできますよう尽力いたします。

その他和楽器や茶道具、書道具など異なる品目と合わせ纏めてのお買取りも可能です。

お買取り査定のお申し込みは、お電話・メール・LINEにて受付しております。お写真を添付いただきますとオンライン査定が可能となりますので、ぜひご利用くださいませ。お客様からのご連絡をお待ちしております。

~舩木研兒の買取についてはこちら~

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