暁芳窯は、台湾にある陶磁器工房で1975年に蔡曉芳が創設しました。
蔡曉芳は、古代中国で失われた技術を復活させるべく釉薬の研究を重ね、復刻する事に成功した素晴らしい作家です。
その素晴らしい技術力を認められ、台湾にある国立故宮博物院に収蔵されている作品のレプリカ製作を依頼された事もありました。
また、蔡曉芳の作るレプリカ作品は、国立故宮博物院や海外での展示にも使われ、その作品の美しさから各国王室からの依頼も多い為、まさに現代の官窯とも言うべき存在になっています。
暁芳窯にある作品は、蔡曉芳が手作業で1つ1つ作っている為、似ている品物はあっても同じ物はありません。
古代から伝わった手作業という伝統を守りつつ美しさを追求しながら、日々作品製作を続けています。
また、暁芳窯の白磁は、少し温かみのある色をしているものが多く使っていてほっとするものが多いように思われます。
蔡曉芳が作る作品の中には、写真のような龍の文様が施されている物も存在しました。
色がついてないのですごく目立つという事はありませんが、光の加減によって浮き上がってくる龍の文様が上品で繊細な印象を醸し出しています。
現在、暁芳窯の白磁陶器は人気が高く、高価買取り期待できます。
箱など付随品の揃い具合、傷の具合で価値が変わり、未使用品ですとさらに評価額のアップが期待できます!
お問い合わせの際は、電話・メールにてお受けいたしますので、茶道具の買取に強い、いわの美術を是非ご利用下さい!