松久宗琳の観音像をお買取りいたします【2018年買取・新着情報】

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新着情報

松久宗琳の観音像をお買取りいたします

2018.6.15

松久宗琳の仏像をお買取りいたします



写真のお品物は、松久宗琳のブロンズ仏像「白衣観音像」です。

松久宗琳は大阪四天王寺、千葉県成田山新勝寺の大仏師であり、京仏師として誇りをもって優雅で精巧な仏像を多く制作しています。

京仏師は平安時代中期に活躍した仏師・定朝以来1000年続く京都古来の仏師の流派で、院政時代から宮廷や貴族にかかわる造仏を手掛け、定朝の没後円派・院派・慶派に分かれ其々の理想美を時代の変遷を超えて守りながら、今日に伝えています。



松久宗琳と作品について

松久宗琳(まつひさ そうりん)は1926年に京都にて生まれ、父の松久朋琳(まつひさ ほうりん)も京仏師であり、幼い頃から仏師の世界に親しみます。

父子ともに京仏師として大成していますが世襲の家系ではなく、父朋琳は守護職の家に生まれ、4歳で京仏師の家の養子となり10歳から仏像制作を始めました。

宗琳もまた1938年に朱雀第三尋常小学校を卒業後、仏像彩色師の内弟子となり早くから職人の道へ進み、最初は仏絵師を目指して日本画も学んでいました。

しかし2年後に脊椎カリエスを患うと右脚の自由を失い、この病を機に実家に戻り、1941年には仏師を志して奈良・京都を巡り飛鳥・白鳳・天平時代の仏像を15歳にして研究します。

第二次大戦中は軍の招聘や家具制作の仕事などで渡満し、仏像に係る活動を再開したのは戦後となり、1948年に木彫家の佐藤玄々に入門します。

1950年ころから陶芸家の河井寛次郎のもとに通い、ここで民芸運動の思想にふれ「用の美」などの芸術観に影響を受けました。

 

仏師としての仕事も本格化となり、愛媛県出石寺の仁王像を父朋琳とともに共作し、この頃から鎌倉時代以降希少となった賽割法の技法を復活させます。

1951年から宗琳と名乗るようになり、翌年には工房による仏像制作体制を整えるべく京都市山科区九条山に京都仏像彫刻研究所を設立しました。

1953年に戦災で焼失していた大阪四天王寺の仁王像と、滋賀県延暦寺の智証大師像と正徳大師像を父と共作し、1968年に再び大阪四天王寺大講堂の阿弥陀如来像を、翌年に同寺太子奥殿の正徳大師像と四天王像を父と共作すると、父に続いて「大仏師」の号を授与されます。

1983年からは千葉県成田山新勝寺の五大明王像、五智如来像を4年の歳月をかけ完成させ、ここでも「大仏師」の号を授かり、同寺にはその後、千手観音像、弥勒菩薩像、普賢・文殊菩薩像も制作し納めています。

1984年から5年の間にインド、中国桂林、雲崗石窟を仏像の起源を辿りながら旅し、晩年は国内の古寺も多く訪れ、最も好んでいた天平期の仏像をさらに研究し、また天平仏を基本とする鎌倉期の仏師・快慶を敬愛しました。

古来の仏像から学び得た技と仏像彫刻の愉しみを、後進の弟子と市井の仏像愛好家に等しく伝えることを使命として、晩年まで造り続けた仏像は手本として、多くは京都市中京区にある松久仏像彫刻会館に保存されています。



京仏師について

京仏師は平安中期、遣唐使が廃止され国風文化の栄える京都の貴族階級に擁立され確立されました。

定朝の父・康尚が史上初めて仏師としての仕事を確立し、定朝が後世まで1000年続くものに大成させます。

定朝の作として伝えられている仏像には平等院鳳凰堂本尊の阿弥陀如来坐像が挙げられ、温和な雰囲気で藤原氏に重用された父康尚の作風を受け継ぎ、ふっくらとした丸顔に細い目と安定した体躯で、穏やかで優美な理想美を追求しています。


定朝の功績は彫像技術に留まらず、それまで主流であった一本木造りから寄木造りを採用することで、工房で複数の仏師により分業し効率化と大きな像の制作を可能にしました。

定朝の没後は弟子の覚助から院派が、同じく弟子の長勢から円派が派生し其々藤原時代末期まで栄え、定朝の孫頼助が奈良に下って創始した慶派が運慶・快慶を生み、平安から鎌倉に時代が変わるとともに慶派が台頭します。

慶派は始め平氏の南都焼討によって被害を受けた興福寺などの古仏の修理を中心に活動していたことで、天平仏の造詣技術に精通することとなり、後の繁栄の基礎となりました。

鎌倉時代に入ってから武家階級の庇護のもと逞しく力強い作風が加わることで一世を風靡し、現在国宝に指定されている仏像は鎌倉時代が最後であることから、仏像彫刻が栄えた最後の時代と言えるでしょう。

松久宗琳は仏師を志した初期の段階からすでに天平仏に魅せられ、さらに晩年の古寺歴訪で慶派の作風からも影響を受け、自身の作品においても明王や天部などの猛々しい造像に反映されています。



松久宗琳の仏像作品をお買取りいたします。

昭和を代表する仏師である松久宗琳は、寺院での修復や奉納された仏像以外に、個人にむけても多くの仏像を遺しています。

中古市場ではサイズの大きな作品ほど高額となる傾向がありますが流通は少なく、高さ30~50cmほどの作品が主流となっており、中でも観音菩薩や如来像など穏やかな優しい像が人気となっています。

写真のお買取りしました観音像は、ブロンズの硬い質感と、柔らかく軽い衣紋の表現や流麗な姿が美しい逸品で、さらにご購入時の銘入りの共箱などがあり、さらにプラスの評価となりました。



仏像は仏教信仰において拝む対象であるとともに、美術としては優れた彫刻作品です。

いわの美術では美術品・骨董品を中心に幅広くお買取りしており、松久宗琳・朋琳のように20世紀の大仏師の作品を始め、より古い時代の古仏、さらには中国の仏像などもお買取り可能なお品がございます。

ご自宅やご実家のお片付け、蔵や倉庫の整理、ご家族ご親族が大切にコレクションされていたお品物などから、ご売却をお考えの仏像作品がございましたら、ぜひ、いわの美術へご連絡くださいませ。

専門の査定員が拝見し、中古市場の需要を鑑みた最高値をご提案できるよう尽力いたします。

お買取り査定のお申し込みはお電話・メール・LINEにて受け付けております。メールまたはLINEでお写真をお送りいただきますと、無料オンライン査定も可能となります。お気軽にご利用くださいませ。




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