こちらは小田和典の『オアシス』風景画肉筆サイン在の油彩作品です。
絵画制作のために生涯にわたり広く中央~西アジア、ヨーロッパを取材した小田和典の作品は、現地の人々と風景を旅人の視点から生き生きと力強い筆致で描いており、没後も評価が高まっております。
小田和典は1929年福岡県に生まれ、1968年に神奈川県展最高賞を受賞したのち1970年から90年までの間40回を超える個展を東京セントラル美術館・小田急・阪急等の百貨店で開く人気画家となりました。
1974年に初の取材旅行でトルコ・イラン・イタリアに赴き、以降76年イラク・ヨルダン、86年サハラ砂漠・モロッコ、90年タクラマカン砂漠・天山南路を絵画のための精力的に取材。
1992年に小田和典美術館を開館した後も93年イラン全域取材旅行、95年内モンゴル・ゴビ砂漠、97年東トルコ・アララット山、99年タクラマカン砂漠横断と過酷な取材旅行を続け、2007年に77歳で逝去されました。この作品のような風景画と並び人物画・生物画も多く残しています。いずれも当時の現地の様子が力強く美しい画面に描かれています。
小田和典の作品は中古市場で大変人気があり高値買取が期待できます。現在は政情等の理由で渡航が難しくなってしまった地域の70~90年代の風景を残しており資料としても貴重です。
西アジアの風景画、人物画は特に人気が高く、さらに大作は高額の取引が見られます。
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