徳田八十吉の彩釉香炉お買取りいたします。【2019年買取・新着情報】

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新着情報

徳田八十吉の彩釉香炉お買取りいたします。

2019.1.15

お買取りの徳田八十吉(三代目)の彩釉香炉

人間国宝 三代 徳田八十吉 九谷焼 彩釉香炉 お買取りいたしました。

写真の香炉はいわの美術でお買取りしました徳田八十吉(三代目)の彩釉香炉です。


徳田八十吉(とくだやそきち)は九谷焼の陶工で、現在の四代目 徳田順子さんはとても女性らしい可愛らしい作風で買い取り評価が期待できる作家さんの一人でもあります。
上記の香炉は人間国宝でもある先代の三代目 徳田正彦さん(1933-2009)の作品で、いわの美術で買い取り強化中です。


三代目 徳田八十吉の探求

初代 徳田八十吉は古九谷の伝統的な彩釉(さいゆう)を再現しましたが、その工程や配合を誰にも明かさず秘密の手帳に暗号化したそうです。


三代目 徳田八十吉はその手帳を解読し、更に独自の研究を極めました。


綿密な絵で知られる九谷焼ですが、三代目 徳田八十吉は絵から離れて色と向き合い、試行錯誤を重ね、色のグラデーションという九谷焼の新しい彩釉技術を生み出します。

徳田八十吉の彩釉香炉
お買取りの徳田八十吉

三代目 徳田八十吉の新たな試み

ガラス釉の透明感を極限に引き上げる為に、新たな技法も開発しました。


素地の表面は歯科医の用具からアイデアを得た方法で入念に研磨し、電気窯を取り入れることで従来の九谷焼よりはるかに高い1000度前後で上絵を焼成することに成功します。


そうして宝石のような『燿彩(ようさい)』と呼ばれる色彩の至極のコントラストとグラデーションが生まれたのです。


世界的にも有名な徳田八十吉

三代目 徳田八十吉は九谷焼に新たな技術を誕生させ、日本だけでなく世界にも知られることとなりました。


残念ながら2009年にお亡くなりになりましたが、今でもメトロポリタン美術館、文化庁、国立博物館、国立近代美術館、大英博物館、スミソニアン・サックラー美術館などに作品が収蔵されています。


1963年 9度の落選を経て、日展に入選
1986年 エジプト・カイロにて個展、以降海外展18回
1988年 三代目を襲名
1992年 「碧明耀彩花瓶」が大英博物館に収蔵
1993年 紫綬褒章
1997年 重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者(人間国宝)に認定される
2010年 長女順子が四代目襲名

いわの美術では徳田八十吉の作品価値に精通しています。

いわの美術では徳田八十吉の玉獅子香炉、獅子置物、丸壺、燿彩壷、碧明釉壷、茶道具、花器などのお買取り経験が豊富です。

ご自宅や倉庫に徳田八十吉の作品は眠っていませんか?
初代、二代目、三代目、四代目の徳田八十吉は、それぞれ作品や評価が異なりますので、お問い合わせの際はお品物だけでなく、銘の写真もメール添付して頂けると取引がスムーズに進みます。
共箱がない場合でも状態の良い物は高価買取させて頂いた例もあるので、いわの美術までお問い合わせ下さい。

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