ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)はスイスの高級時計メーカーです。
ムーブメントと呼ばれる時計の駆動装置から自社で一貫製造しているメーカーで、業界用語ではマニュファクチュールと言います。高度で幅広い技術を持っている証とされジャガー・ルクルトの他に、パテック・フィリップやロレックスなどが知られています。
創業は1833年、時計職人のジャック・ルクルトの息子、アントワーヌ・ルクルトにより、スイスのル・サンティエにルクルトとして創業しました。
いわの美術ではジャガー・ルクルトの時計買取りを行っています。
右側の3枚の写真は以前お買取りさせて頂いた、ジャガー・ルクルトのアトモス(Atmos)という置時計です。
アトモスは1930年に製品化されたもので「永久機関」とも呼ばれる置時計です。ジャン=レオン・リュッターが発明し、1926年に特許を取得、1930年に製品化され、1936年には完全な自社製の物となりました。
特殊な置時計で、空気中の温度の変化によって動き続ける原理となっています。温度差を感知し、温度の僅かな変化によって2日分の動力を得るという優れもので、半永久的に動き続けることが出来ます。
ジャガー・ルクルトのアトモスは技術の象徴として、スイス連邦の公式な贈答品に用いられています。
いわの美術ではジャガー・ルクルトのアトモスの買取りを行っています。