ロブマイヤーはオーストリアのクリスタルガラスのメーカーで、高品位のガラス製の食器やグラス、花瓶、シャンデリアなどを製造しており、世界的にもその名が知られています。
ロブマイヤーはガラス職人ヨーゼフ・ロブマイヤーによって創設し、ヨーゼフ・ロブマイヤーはガラス職人の技術はもちろん、当時のトレンドを敏感に感じ取り様々なデザインを考案してきました。
そのため、創業12年目でハプスブルグ家にグラスセットとシャンデリアを納入しており、1860年にはハプスブルグ家皇室御用達工房となりました。
ロブマイヤーがフランツ・ヨーゼフ一世とその皇妃エリザベートが日常や晩餐会に使用するために製作したグラスが現在でもホーフブルグ宮(ハプスブルグ家の王宮)に収蔵されており、その数はワイン、シャンパン、ビール、ウォーター、リキュールなどのグラス7アイテムにそれぞれ500人分以上のセットが保管されているそうです。
また、ホーフブルグ宮の一部は大統領公邸になっている事から、収蔵されているグラスは大統領主催の晩餐会で現在も使われているそうです。
王侯貴族を顧客としていたロブマイヤーは細かい注文に技術で応える職人気質の工房として、現在もその伝統とスタイルを変えずに製作に当たっています。
創業してから現在まで、創業者一家が経営を続けており当代は6代目となっております。
そして、ロブマイヤー本店の2階にはこれまでに作られてきたグラスや食器が展示されています。
歴史と伝統、そして高い技術力が人気のロブマイヤーのグラスはいわの美術でも高価買取で対応しております。
ロブマイヤーのグラスの最大の特徴は、透明度を得やすく大量生産に向くレッド(鉛)クリスタルをを使用せず、加工に手間のかかるカリクリスタルを使用している事です。
このカリクリスタルは硬質で壊れ難く、軽い事が特徴で、ロブマイヤーでは1点1点職人の手作業によって製作されているため、薄く上品な形に製作する事ができます。
また、テオフィル・ハンセン、ヨーゼフ・ホフマン、アドルフ・ロースなど名高い芸術家のデザインによるグラスも製作しており、有名なものではバレリーナ、シェーンブルン、ロータスなどがございます。
特にロータスは創業してから間もなくして登場したシンプルで美しいデザインのグラスで、現在でも製造されている事から、ロブマイヤーの定番品といっても過言ではないかと思います。
また、カリクリスタルはとても硬いので、精密な彫刻が可能で、ロブマイヤーでは卓越したエングレービング技術で絵画のような彫刻を施したグラスも製作しています。
ロブマイヤーのグラスの買取では、どのシリーズのロブマイヤーのグラスなのかお伝え下さい。
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ロブマイヤーではグラスの他にもシャンデリアも有名です。
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